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 漸く新専門医制度が始まりましたが、制度が最終的に決定するまでには紆余曲折あり時間がかかったことから、当事者である皆様にとっては大変気苦労の多かったことと推察致します。しかし、この新制度によって医師の地域偏在が益々進み大変問題であると多くの医療団体から指摘されており、この制度が安定し、地域に定着した制度となっていくにはまだまだ時間を要するものと予測されます。

 近年医療の在り方として、病院完結型から地域完結型へと方向性が示され、今や医療・介護・福祉が一体となり、中核病院と地域とが連携し患者中心の全人的ケアを行うことが求められています。

 この様な中で当施設は、現在急性期医療、ER型の救急医療、がん医療、周産期医療などを中心とした高度急性期・急性期医療を担っています。救急医療提供体制としては成人のみならず小児領域においても地域の多くの医療機関と輪番制で対応し、年間約6500件の救急搬送患者を受け入れており、更には地域がん診療連携拠点病院、周産期母子医療センターとして、また第2種感染指定病院や災害拠点病院として県の指定を受けています。

 急性期治療は、血管内治療や内視鏡的治療、鏡視下手術といった低侵襲治療に積極的に取り組むと共に、がん治療として手術療法、化学療法、放射線療法と質の高い集学的治療を行い、精神科医師をチームリーダーとした緩和ケアチームの活動も積極的に行っています。更に、感染症対策チームや褥瘡対策チーム、栄養サポートチーム、がんリハビリテーションチームなどといった多くの横断的チームを形成し、質の高い医療を提供するように心がけています。

 このような医療活動を背景とした専攻医(後期研修医)プログラムを各科で作成し、多くの皆さんの希望が叶えられる自由度の高い内容としていますので、バランス良く十分に臨床経験が積めるものと自負しています。

 我々の施設は、新専門医制度においては現在内科・外科・小児科・麻酔科の4科が基幹施設として登録し、他の多くの診療科は大学等との連携施設となり、専攻医の方々を多く受け入れできるように各科のスタッフを配置しています。

 若い医師が、我々の施設で十分に修練し将来大いに活躍される基礎が身に着くように応援すると共に切に願っている次第です。

 約129万人の人口を抱えるさいたま市を医療圏とするさいたま市立病院は、自治体病院としては唯一の総合病院であり、高度急性期・急性期の役割を担っていますが、現在老朽化・狭隘化が激しく、地域の要望に更に応えるべく救命救急センター、精神科身体合併症病棟、緩和ケア病棟を増設した637床規模となる新病院の建設を行っている最中です。この建設工事も竣工まで約1年半を切り、平成32年1月に開院の予定となっています。新病院開院後には医療機能は更に強化され充実しますし、指導医も揃っていますことから、皆様の修練の場として更に良い環境を提供することができるものと考えています。

 将来夢のある多くの若い医師と一緒に医療のサービスが提供できることを、我々も大いに楽しみにしている次第です。どうぞ、我々の施設で修練されることを願いお待ちしています。

さいたま市立病院 院長
窪地 淳


 


 

 

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