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小児外科

先天性の外科的疾患を中心に専門的な診療を行っています。2001年10月から周産期センターが開設し、産婦人科、新生児科が充実されました。胎児診断、胎児治療、新生児手術に24時間対応した病院設備、スタッフも揃いました。

【年間の手術数は約300例、その特徴について】

1.そけいヘルニアは腹腔鏡(ふくくうきょう)下の根治手術を行っています。創はほとんど残りません。入院は2泊3日です。
※写真は「ヘルニア」の写真です。
左:ヘルニア写真、中央:ヘルニア閉鎖後の写真、右:手術後の写真

2.食道閉鎖、消化管閉鎖、横隔膜ヘルニア、腹壁破裂などの新生児疾患は24時間体制で対応しています。周産期センターでは母体搬送も受け入れています。

3.停留精巣も腹腔鏡を応用して創の残らない精巣固定をしています。

4.胆道閉鎖症(たんどうへいさしょう)は最も重視している疾患のひとつで黄疸消失率95パーセント、長期生存率80パーセントです。必要に応じて慶応義塾大学外科移植班と連携治療を行っています。

5.ヒルシュプルング病は人工肛門造設後に腹腔鏡併用プルスルー法。鎖肛(さこう)は高位、中間位型に皮弁併用仙骨会陰式(ひべんへいようせんこつえいんしき)。機能温存を目指して治療しています。

6.ろうと胸手術は胸腔鏡を併用し、胸の両側に小さな創が残るだけの「ナス法」を行っています。
※写真は「ろうと胸手術」の写真です。 左:手術前、右:手術後
脇にだけ小さな傷が残り、前胸部には創跡が残りません。

7.固形悪性腫瘍は腫瘍全摘出を基本とし、小児科腫瘍班と連携して集学的治療を行っています。

8.泌尿器疾患(包茎(ほうけい)、埋没陰茎(まいぼついんけい)、尿道下裂、水腎症、夜尿症など)も扱っています。

9.交通事故などによる腎臓、肝臓、脾臓、膵臓(すいぞう)等の破裂。消化管内、気管内異物などの救急疾患も受け入れています。

■診療科責任者
 部長 中野 美和子

■スタッフ
 科長 吉田 史子
 医長 石濱 秀雄

平成22年度小児科診療実績(H22.4月〜H23.3月)
  H22                 H23     合計
  4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
外来患者 519 376 415 463 634 428 435 461 469 490 397 444 5531
うち排便外来患者 38 40 38 47 34 36 34 40 34 40 35 38 454
入院患者数 50 35 40 45 65 39 35 41 42 42 30 31 495
手術件数 43 22 29 35 54 40 31 34 35 37 30 26 416
 
  件数
ヘルニア・水腫手術 156
精巣固定手術 44
腹腔鏡下虫垂切除術 35
 
  件数
腹腔鏡手術 259
胸腔鏡手術 4
新生児手術 14
     

 

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