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新生児内科

埼玉県の出生数55,765人(平成26年)です。国が求めるNICUの整備目標値、出生1万あたり30床、で計算すると150~180床のNICUが必要です。現時点では101床、NICU充足率67%(2012年1月現在)です。この数値は首都圏では最も低く、NICUの不足が問題になっています。しかし、わたしたちのNICU/GCUはさいたま市、および近隣の地域の赤ちゃんのための病院であること、また市内で唯一、妊娠週数、疾患にかかわらずうけいれ可能な施設であることから、さいたま市内の母体搬送、新生児搬送を全例受け入れています。



① すべてのハイリスク分娩に新生児内科医が立ち会います。
② 母体合併症・投薬における児のリスクに関するコンサルテーションの要請に応じています。
③ prenatal visitを通して胎児期から、ご家族と赤ちゃんの“幸せ“を常に考えていくことを目標としております。
④ 外来において、延べ3500余名の患者の発育・発達相談、シナジス外来、正期産新生児の1ヶ月健診、助産師外来の支援を行っています。
また、small for gestational age、極低出生体重児、超低出生体重児で出生した赤ちゃんの腎機能のフォローアップに力を入れています。
*現在診察スペースの制限からフォローアップ外来は院内出生の方に限っております。
⑤ 新生児蘇生法講習会を開催しています。インストラクターによる出張講習会の申し込みも適宜受け付けています。




出生体重で300g台から5000g台、週数で22週以降の全ての新生児を対象としています。重症仮死児に対する低体温療法、一酸化窒素吸入療法、交換輸血、腹膜透析、などの医療技術が可能です。

表 主な入院統計( )死亡
項目/年度 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27
総入院数 308 311 321 338 356 336 338
極低出生体重児 48(2) 25(1) 37(0) 30(0) 21(1) 19(1) 33(0)
超低出生体重児 12(1) 13(1) 13(2) 20(1) 9(0) 14(1) 12(1)
人工換気症例 57 63 71 56 43 55 45
多胎児 71 79 69 82 96 67 64
外科開胸・開腹手術等 7(0) 11(0) 7(1) 8(1) 11(1) 17(0) 8(0)
未熟児網膜症光凝固術 0 4 3 6 4 3 2
染色体異常/奇形症候群 5(1) 12(2) 6(1) 4(1) 9(2) 9(2) 7(0)
新生児・乳児死亡数 4 3 3 2 2 2 1
( )内は死亡数



① 埼玉県新生児小児クリティカルケア研究会(世話人、年2回)
② 埼玉県新生児医療懇話会(世話人、年2回。平成25年6月、平成27年2月に当番幹事として主催。慶應義塾大学、高橋教授、鳴海覚志先生の特別講演)
③ さいたま市新生児研究会(世話人、年2回)
④ 国立埼玉病院との合同カンファレンス(小児内科と合同、月1回)
⑤ 新生児蘇生法講習会(不定期)
⑥ 日本周産期・新生児医学会・日本成育新生児医学会・小児科学会総会・小児科学会埼玉県地方会、小児腎臓病学会などで発表


部長 池田一成(小児科学会専門医、小児科学会認定小児科指導医)
科長 大森さゆ(小児科学会専門医、日本周産期・新生児医学会指導医、新生児蘇生法専門コースインストラクター)
医長 市川知則(小児科学会専門医、日本周産期・新生児医学会専門医、チャイルドシート指導員)
医長 三輪雅之(小児科学会専門医、小児科学会認定小児科指導医、日本周産期・新生児医学会指導医)
医長 山田恵 (小児科学会専門医、日本周産期・新生児医学会専門医)
医師 冨永尚宏(小児科学会専門医)
医師 堀江裕子(小児科学会専門医研修終了、新生児蘇生法専門コースインストラクター)
医師 久保雄一



論文
【和文】
宮路 尚子、置塩 英美、高村 恭子、市川 知則、池田俊之(産婦人科)、大森 さゆ、
母体フェンタニル投与による新生児薬物離脱症候群の1例
日本小児科学会雑誌 印刷中

置塩英美
新生児呼吸障害 ペリネイタルケア2016年新春増刊 胎児/母体/新生児の急変時対応Q&A 99 218-230頁、2015年5月15日発行

置塩英美
新生児期に特徴的な検査値の解釈
小児科診療 78: 101-107頁、2015年1月発行

学会発表

【国内】
大森さゆ, 山田恵, 置塩英美、草野亮祐、高村恭子、福家智子、市川知則、林田慎哉、佐藤清二(小児科)
神経線維腫症Ⅰ型として経過観察中に低身長を停止Neurofibromatosis-Noonan症候群(NFNS)と診断した1例 2015年9月

大森さゆ
極低出生体重児の小児期における腎機能低下
第73回埼玉県周産期医療懇話会 2015年12月

高村恭子、大森さゆ、山田恵、草野亮祐、置塩英美、福家智子、市川知則、林田慎哉
経静脈栄養関連胆汁うっ滞の改善にしそ油の内服が有効であったと考えられる1例
日本新生児成育医学会、2015年11月、盛岡

高村恭子、大森さゆ、山田恵、草野亮祐、林田慎哉
経静脈栄養関連胆汁うっ滞の改善にしそ油の内服が有効であったと考えられる1例
日本小児栄養消化器肝臓学会、2015年10月、東京

高村恭子、山田恵、草野亮祐、置塩英美、福家智子、市川知則、大森さゆ、林田慎哉、佐藤清二(小児科)
新生児マススクリーニング正常であった先天性甲状腺機能低下症の1例
日本マススクリーニング学会、2015年、東京

草野亮祐、山田恵、置塩英美、高村恭子、福家智子、市川知則、大森さゆ、林田慎哉
治療方針決定に先頭ドレナージが有効であった脳膿瘍の一例
第51回日本周産期・新生児医学会2015年7月、福岡

堀江裕子
WPW症候群を合併した心筋緻密化障害の姉弟例
日本新生児成育医学会、2015年11月、盛岡

堀江裕子
新生児遷延性肺高血圧症 (PPHN) におけるタダラフィル注腸投与の有効性と安全性
日本新生児成育医学会、2015年11月、盛岡

大森さゆ
日本小児科学会埼玉県地方会 座長 2015年5月

【主催】
林田慎哉
第73回埼玉県周産期医療懇話会 2015年12月

【講習会】
新生児蘇生法講習会「専門」コース
2015年2月
大森さゆ(新生児内科)

新生児蘇生法講習会「専門」コース
2016年4月
大森さゆ、高村恭子、堀江裕子、産婦人科 小野政徳(産婦人科)

新生児蘇生法講習会「専門」コース
2016年6月
大森さゆ、小野政徳、天方朋子(産婦人科)

【出版物】
置塩英美
新生児呼吸障害 218-230頁、2016年5月15日発行



新生児内科の一番大きな特色は関連各科、特に、産婦人科、小児内科、小児外科の医師、看護師との良好なコミュニケーションだと思います。例えば、産婦人科と出生前の情報や、出生後の経過を緊密に情報交換することにより、適切なタイミングで分娩し、早期の治療を行う体制を整えることができます。また、重篤な病気をもつ赤ちゃん、ハイリスクの赤ちゃんのご家族に対して、積極的にプレネイタルビジット(出生前訪問)を行っており、赤ちゃんがお母さんのおなかの中にいるときからチーム一丸となってご家族を応援しております。

     

 

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