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整形外科

当整形外科は、日本整形外科学会研修認定施設であると同時に、慶應義塾大学整形外科学教室の関連病院として各分野の専門医を揃え、質の高い医療の提供に努めております。特に人工関節、膝関節外科、股関節外科、手の外科、小児整形外科、肘・肩関節の外科、脊椎外科、足の外科、骨折一般外傷など整形外科のほぼすべての領域にわたるスタッフを要し、年間1,100件前後の手術を行っております。極めて稀で難しい疾患では慶應大学病院整形外科を中心に専門の先生に紹介する体制を敷いています。また看護師の教育・指導にも力を入れております。今後の患者様からのニーズに応えられるように、ホスピタリティーを含めて体制をさらに充実させ、さいたま市民、および周辺の埼玉県民の患者様に高度で優しい治療を目指していきます。

整形外科でよく診る病気のはなし

生活様式の変化や、高齢化に伴い、腰痛や肩こりなどの慢性的な痛みに悩む人が増え、整形外科・理学療法科への医療ニーズは増大してきています。 このような状況下、当院は、最新の設備と充実したスタッフにより、専門的な診療を行える整形外科として、より高度でより安全な医療をめざし、努力してまいります。 ここでは日常よく診る疾患について、当院で行っている治療を紹介します。

■脊椎・脊髄疾患
腰椎椎間板ヘルニアについて(PDF:840KB)
腰部脊柱管狭窄症について(PDF:840KB)
腰椎すべり症について(PDF:840KB)
頸椎症性脊髄症・頸椎後縦靭帯骨化症について(PDF:840KB)
頸椎椎間板ヘルニアについて(PDF:840KB)

■下肢の外科疾患
当院の人工関節手術の特徴(PDF:882KB)
変形性膝関節症について(PDF:541KB)
変形性股関節症について(PDF:197KB)
前十字靭帯損傷について(PDF:709KB)
半月板損傷について(PDF:287KB)

■上肢の外科疾患
ばね指について(PDF:483KB)
手根管症候群について(PDF:483KB)
マレット変形について(PDF:483KB)

■小児整形疾患
多指症について(PDF:78KB)
多趾症・多合趾症について(PDF:75KB)

当院の人工関節手術の特徴

さいたま市立病院では膝関節および股関節の人工関節再建外科手術をメインテーマの一つとし、特に「正確な手術」と「痛くない手術」に注目し取り組んでおり、さいたま市を中心に埼玉県内より手術を受けに来られる多くの患者さまに満足していただける治療を目指しています。

正確な手術」とは、
①「正確な位置に人工関節を設置」②「適切な靭帯バランスの獲得」です。
当院ではこの課題に対して、人工関節手術を行う医師のチームを組み、手術中あらゆる角度から確認しその精度を高めると共に、ご希望によりナビゲーション手術も行うことでより精度を高めています。また、せっかく人工関節を正確に設置しても靭帯のバランスが悪いと動きに問題を生じることがあります。当院では、手術中に靭帯のバランスを正確に計測し補正することで、よく曲がり、滑らかな動きを得られるようにしています。


痛くない手術」とは、手術後の痛みのことです。
この痛みをできる限り取り除くことが、リハビリを順調に行えるだけでなく、手術後の痛みが長期間残るのを防ぐことにもなります。辛い膝の痛みを取り除くために折角手術をしても痛みがいつまでも残ることがあります。この原因の一つに手術前後の激しい痛みの経験が関与していることがわかってきました。このことに対し、当院では
 ①長時間効果のある局所麻酔
 ②神経ブロック(3日間連続投与)
 ③数種類の鎮痛剤の内服(3週間)
 ④手術直後からの冷却(1週間連続)
等で対応しています。この為手術直後に、痛みで眠れないなどの辛い思いをすることがなくなりました。また、それ以降も大分軽減しているので手術翌日から無理なく歩行訓練が行えています。また、その後のリハビリに於いても同様で、痛みをいつまでも引きずらないように無理には行わず、その人にあったペースでの訓練を心がけています。

 また、人工関節というのは、痛みをとり関節を安定させることが基本となります。膝であれば同時にO脚が改善し,股関節であれば足の長さが修正可能です。当院は専門家で構成されておりますので、また、リハビリ部門とも積極的に情報交換をして、患者様の関節の状態を把握するように努めております。当院の人工関節手術経験総数は計1,500例を超え、15-20年の経過を見てもその成績は安定しており患者様に安心してお薦めできます。
 当院は整形外科専門病院ではなく総合病院です。心臓や肺,腎臓など内科的なご病気をお抱えの患者様に対しても万全の準備を行い、各診療科とも連携を密にして治療にあたっています。


■重症度に応じた人工膝関節の選択

①人工膝関節置換術(通常)
人工膝関節の中で最も多い手術です。下の左側のレントゲンを見ると、内側は、軟骨が消失<オレンジの三角>し、骨棘(刺のように飛び出ている骨〈青の矢印〉)が形成されています。外側は関節の隙間は保たれていますが、やはり骨棘が形成されています。このように内側、外側ともに変形がある時には、骨の表面を軟骨の代わりに金属で覆うようにします。これにより、歩行時の疼痛が改善し、ダンスやゴルフなどの趣味を続けることができます。(詳しくは「人工膝関節置換術について」を参照してください)

②単顆型人工膝関節
変形が軽度で内側に限局した方にお勧めします。膝の曲がりもよく、入院期間も1-2週間程度です。レントゲン画像では内側の軟骨だけが消失し、外側にはほとんど変形が認められません。あまり若い方にはお勧めしていません。(詳しくは「単顆型人工膝関節について」を参照ください)


③人工膝関節置換術(拘束型)+骨移植
この方は高度な変形で靱帯機能不全と丸で囲んだ部分の骨が消失しています。これまで重症になりますと家の中を歩くのがやっとになります。このような場合は、欠損部に骨移植をおこない、靱帯の機能をもつ人工関節を使用します。片側だけ手術を行っても手術しない方の膝は不安定で痛みが強く、十分なリハビリができないと判断し、両側を同時に手術しました。当院ではこのように重度な変形の手術も行っております。


④人工膝関節再置換術
ごくわずかですが、いろいろな原因で再置換術(人工関節の入れ替え)を行わなければならないことがあります。そのような目的で来院された場合でも入念な手術前の検査をおこない対応しています。


⑤変形性膝関節症に対する他の手術:脛骨高位骨きり術

人工関節を用いず、骨の角度を変えることでO脚を修正し、膝内側への負担を外側に移動させる手術です。O脚が治り膝の角度を正常にすることができます。65歳以下で、変形が内側に限局している方にお勧めします。



■当院の手術環境 最先端のクリーンルーム

当院では患者様の安心と安全のために、無菌状態で手術することができるクリーンルーム(クラス100)を設置いたしました。)

クリーンルームとは、高性能フィルターにより空気中に浮遊する塵埃や細菌等を排除し、同時に温度、湿度、圧力を制御できる空調設備を備え、クラス100の超清浄度と温室条件等を確実に保持できる部屋です。手術によって細菌に感染する可能性はゼロではありません。細菌に感染すると患部が化膿して治療が困難になることがあります。クリーンルームは感染のリスクを減少させるため、特に人工関節置換手術に適しています。患者様が安心して、安全に手術が受けられるよう手術担当医、麻酔科医、看護師によるチーム医療で努力していきます。

●「クラス100」とはどういう意味ですか?
クリーンルームの清浄度は「一定の体積中の基準の大きさ以上の塵埃の数量」で示されます。
つまり、数値が低いほど空気中に浮遊する塵や細菌数が少なく、室内が清潔であるといえます。
一般の手術室はクラス10000が基準となっています。

左:クラス100
中央:クラス10000
右:クラス1000000

 


■総合病院ならではのチーム医療、充実したリハビリテーション

当院は総合病院であり、ほぼ全ての専門の医師がいます。持病をお持ちの患者さまや術後に合併症が生じた患者さまに対しては、専門の医師にコンサルトして総合的に治療を行ってゆきます。また、リハビリテーションに関しては、整形外科の医師、理学療法士および作業療法士で連携しながら治療を行います。リハビリの特徴は、「無理をしないリハビリ」です。痛みに耐えながらのリハビリは、つらいだけでなく痛みが後々まで残り手術に対する満足度が低くなる原因にもなります。入院日数を気にすることなくゆっくりとリハビリを行います。また、当院では全国でも数少ない動作解析装置を設置しており、術前後の体幹バランス、歩行動作の解析を行い最先端のリハビリテーションを行っております。

 


医師役職専門分野資格
大熊 一成
(オオクマ カズナリ)
部長人工関節
膝関節
日本整形外科学会専門医
日本リハビリテーション医学会専門医
慶大医学部非常勤講師
武田 健太郎
(タケダ ケンタロウ)
医長人工関節
股関節
膝関節
日本整形外科学会専門医
日本股関節学会会員
日本スポーツ・膝・関節鏡学会会員
人工関節学会会員
福岡 昌利
(フクオカ マサトシ)
医長

肩関節
肘関節
手関節
末梢神経疾患
小児整形

日本整形外科学会専門医
日本手外科学会員
日本小児整形外科学会会員
日本肘関節学会会員
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定スポーツ医
金子 康仁
(カネコ ヤスヒト)
医長

脊椎・脊髄

日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医
医学博士
藏本 哲也
(クラモト テツヤ)
医長脊椎・脊髄
日本整形外科学会会員
日本脊椎脊髄病学会会員
日本感染症学会会員
日本DDS学会会員
丹藤 世身
(タンドウ トシミ)
医長人工関節
股関節
日本整形外科学会専門医
中川 瑠美
(ナカガワ ルミ)
医師外傷・腫瘍日本整形外科学会会員
世良 泰
(セラ ヤスシ)
医師外傷・スポーツ
整形外科専修医
立山 宏一
(タテヤマ コウイチ)
医師外傷・骨折
日本整形外科学会会員
 
外来担当医
 
整形外科 大熊 福岡 福岡 中川 世良
丹藤
初診(交替制)
立山 初診(交替制) 立山 初診(交替制)
人工関節センター 武田 丹藤   大熊 武田
脊椎センター     金子
蔵本
金子 蔵本
肩関節外来   第四火曜日午後
塩野
     
 
























3

6
3


2015年 1035 173 121 391 20 9
2014年 1116 172 95 452 19 17
2013年 929 141 77 346 24 10
2012年 750 128 84 239    
2011年 706 139 91      
 
タイトル雑誌名、学会名医師
整形外科術後鎮痛における
アセトアミノフェン点滴製剤の使用経験
埼玉医学会雑誌 小林紘樹
グラム染色を用いた偽痛風の診断 日本関節病学会誌 小林紘樹
髄内釘手術におけるSURESHOTとラジオルーセントの比較 日本最小侵襲整形外科学会誌 小林紘樹
距骨が重複した軸前性多趾症の一例 日本小児整形外科雑誌 福岡昌利
人工膝関節全置換術の下肢筋力および
静的立位バランスについて
臨床バイオメカニクス 小林紘樹
InterTanⓇを用いた大腿骨転子部骨折の術後成績 埼玉県医学会雑誌 小林紘樹
人工膝関節全置換術後における多関節運動連鎖に
重点を置いた運動療法介入後の重心動揺の変化
理学療法学武藤智則
大熊一成
人工膝関節全置換術前後における
膝屈伸最大筋力の経過について
理学療法学武藤智則
大熊一成
人工膝関節全置換術後における
自主トレーニングプログラムの効果
理学療法学武藤智則
大熊一成
当科におけるBIOPEXの使用経験埼玉県東部地区BAP研究会大熊一成
大腿骨頚部骨折に対するSL-Plusを用いた
人工骨頭置換術の治療経験
日本股関節学会大熊一成
大腿骨頚部骨折術前における深部静脈血栓症の検討骨・関節・靭帯大熊一成
THA後の反復性脱臼に対し、
Offset femoral headを使用し再置換術を施行した一例
日本股関節学会大熊一成
自然経過に基づいた症状の
軽微な脊髄腫瘍に対する治療法の選択
臨床整形外科市原大輔
白石式アプローチによる
片開き式脊柱管拡大術の術後成績と軸性疼痛
日本脊椎脊髄病学会市原大輔
MRIにおける頸椎加齢変化の縦断的研究 
健常者と外傷性頸部症候群患者との比較検討
日本整形外科学会市原大輔
Longitudinal magnetic resonance imaging study
on whiplash injury patients: minimum 10-year follow-up.
Journal of Orthopaedic Science市原大輔

■整形外科よりお知らせ
 整形外科 膝の健康講座(PDF文書)

 

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