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 研修医から学生の皆さんへのメッセージ
  現役研修医からのメッセージ
  初期研修医 座談会
  研修医あんなこと・こんなこと
  「休日の過ごし方①」
  「休日の過ごし方②」
  「2年目研修医アンケート」
  「地域医療研修 in 能登(珠洲市総合病院)」
  「地域医療研修 in 能登(公立宇出津総合病院)」
  「研修をふりかえって」 
  研修レポート カンファレンス、セミナー編 
  研修レポート オリエンテーション編 
  「初期研修医1年目の一週間の日記」 
  「当直の紹介」 
  「~研修医のとある『平和な』1日~」 
  「病院見学を考えている学生さんへ」 
  「現役研修医に答えてもらいました、よくある質問Q&A」 
  卒業生からのメッセージ

醍醐 恭平 Dr. (2017年慶應義塾大学卒業 現在研修医2年目)
国家試験を終えてから息つく間もなく初期臨床研修が始まり、はや1年が経ちました。私もこのページを見て下さっている皆さんと同じように、勤務し始める前は不安と緊張で落ち着かない日々を過ごしましたが、さいたま市立病院での研修はとても充実したものになっています。そんな当院での研修生活を共有させて頂き、皆さんの進路を考えるうえで少しでも参考になればと思います。

当院での研修は何より、common diseaseの診療を研修医がfirst touchから行える環境が整っています。それは地域の基幹病院として症例数が豊富で幅も広いことに加え、2年目の選択期間を含めてバランスよくローテート出来ること、そしてそれを支えて下さる上級医の先生方から細かなfeedbackを頂けるからです。研修医が最初に診療をする場面では上級医の先生方の指導が必要になりますが、現在の病床数567床に対して研修医1年目が13名と適度であり、どの診療科をローテートしても手厚く指導して頂けます。当直業務でも救急外来で初期診療を行う場面は非常に多く、研修医にとっては上級医から直接指導して頂けるチャンスです。さらに、症例数や環境が整っていること以上に私が当院で研修して良かったと思えることは、2年生はもちろん、同期の研修医も皆日々の疑問や課題を自分で勉強し直す熱心な姿勢であることです。研修医が病棟や救急外来においてある程度仕事を任せてもらえるからこそ、より良い診療を出来るようにと勉強のモチベーションになっていると思います。やみくもに症例数を重ね業務をこなしているだけでは決して有意義な研修にはなり得ませんが、周囲の勉強熱心な同期・先輩方の存在は本当に良い刺激になります。

とはいえ、医師として、また社会人として最初に働き始める病院を選ぶことは本当に不安が大きいと思います。「職場」の雰囲気はどのような感じだろうと疑問を持つ方もいらっしゃるかと思いますが、当院はコメディカルの方々も含めて研修医をむかえ入れる基盤が出来ており大変有難かったです。4月のある日、2年目の研修医の先生を相手に採血の練習をしているとおもむろに片手を差し出して下さった看護師さんがいらしたことを鮮明に思い出します。さいたまという土地柄からか、スタッフの皆さんが温かい点も当院の大きな魅力だと感じています。

初期臨床研修を通じてどういった医師になりたいかという考えは人によってそれぞれだと思いますが、最低限の知識・手技・コミュニケーション能力は将来どの診療科に進むにしても必要であり、いずれも私はまだまだ当院から学ばせて頂くことが多いと思っております。さいたま市立病院での初期臨床研修について少しでも興味がありましたら、是非さいたま市緑区三室まで足を運んで頂き、研修の雰囲気を肌で感じてもらいたいです。お待ちしております!

根岸 美帆Dr. (2017年杏林大学卒業 現在研修医2年目)
研修医としてさいたま市立病院での研修を始めてから、早いもので1年が過ぎようとしています。
国家試験が終わり、6年間通った大学を卒業し、期待と不安の中始まった研修初日が昨日のことのように思い出されます。この1年間の研修を通して、診察や手技、疾患の診断や治療についてはもちろんのこと、医師としての姿勢や患者さんとの向き合い方など多くのことを学びました。

研修病院を選ぶ際に、何を基準とするかは人それぞれだと思います。病床数や指導体制の充実さ、研修医の数や立地など様々ですが、その中で私が最も重視したのは病院全体の雰囲気です。
研修医1年目は、初めての病棟管理や救急対応など、何もかもが初めてのことだらけで不安に感じる場面も多いと思います。そんな中、丁寧に指導をしてくださる指導医の先生方、優しくサポートをしてくださるコメディカルの方々、頼りになる研修医2年目の先輩方、悩みを相談できる同期など、多くの方々に支えられ、また協力し合える、暖かな雰囲気がさいたま市立病院の魅力です。また、患者さん自身も病院の近くに住んでいる方が多く、診察の際に地元の話題で話が弾むなど、身近に感じることも多くあります。
もちろん、地域の医療を担う基幹病院でありcommon diseaseを中心に幅広い症例を経験できること、研修医数が適切であり手技を学ぶチャンスが豊富にあること、フィードバックをきちんともらえる指導体制なども魅力の一つです。平成32年からは、建物自体が立て直され新病院としてスタートします。スタッフの方々の数も増え、さらに活気あふれる病院になることと思います。

研修医として最も力がつくと感じるのは、学生時代のような教科書での勉強だけではなく、実際の臨床の場での経験だと思います。日々の研修の中で、時には自身の成長に嬉しく感じることも、時には自身の勉強不足や力不足にもどかしさを感じることもあります。もっと学びたい、もっと力をつけたいと思った時に、厳しくも優しく指導をしてくださる上級医や切磋琢磨し刺激となる同期の存在、様々な症例を経験できる環境は私たちの成長のきっかけとなり、この1年間のさいたま市立病院での研修ではそのようなチャンスを多く得ることができました。

さいたま市立病院の一番の魅力であるスタッフの方々の人の良さ、病院の暖かな雰囲気を、医学生の皆さんにはぜひ実際に感じてほしいと思います。いつでも見学にいらしてください。



Q. 当院の研修に興味をもってくれている学生のみなさんにむかってメッセージをお願いします
  • 素晴らしい上級医の先生方、コメディカルの方々と働ける。日々勉強になる病院です。是非来てください。

  • みに来てね!!研修医が楽しそうに仕事してる様子がわかると思います。

  • 面倒見の良い優秀な先生方からたくさんの指導をしていただくことができるのでお勧めです。

  • 市立病院は上級医の先生方をはじめ、他の職種の方とも連携が取りやすく、たくさんのことを学ぶには絶好の環境です!あとは自分のやる気次第。頑張ってください。

  • アットホームで充実した研修医生活を送ることができます。ぜひ一度さいたま市立病院に足を運んでみて下さい。

  • 良い病院ですよー。

  • 自分のやりたい研修がしっかりできる病院です。まずはぜひ見学に来てください。

  • とても楽しい2年間が過ごせます。頑張って下さい。

  • “ Seeing is believing” 一度見学や実習で是非足を運んできて下さい!
         
    (2017年2月 研修医アンケートより)


初期研修医 座談会

ざっくばらんな意見を出してもらいました。
【詳しくはこちら】



「休日の過ごし方①」 〜平成30年4月掲載〜
⓵〇月×日曇り
僕はチーズバーガーがとても好きなので休日は必ずチーズバーガーを食べに行きます。さいたま市立病院は北浦和駅まではバスで10分程度、浦和駅までは15分程度です。北浦和駅前には〇ッテリアや〇スバーガー、なんと〇―ガーキングもあってハンバーガー好きにはたまりません。I’m Love it のお店は浦和駅まで行かないと無いので凄く残念です。浦和駅や北浦和駅は大宮までも近く、池袋・新宿あたりにも30分かからずに行けるので東京のハンバーガーも食べに行くことができます。今はNFLの季節なのでそれも含めてサンシャインの向いにあるハンバーガー屋さんが一番お勧めです。ハンバーガーも大事ですが、休日こそちょっとくらいは勉強するのも大事かな?と思います。大宮のSOGOには県内有数の医学書コーナーもありますし、北与野の書楽も医学書が揃っています。さらには病院の図書室ではメディカルオンラインやProquest Medical Libraryなどの電子ジャーナルが使い放題です。さいたま市立病院の研修医は実は真面目な人が多いので一緒にいるとすごく刺激を受けます。僕もみんなに負けないように頑張るぞ!

②□月△日曇り時々雨
仕事終わり。今日は冷え込みも強くて雨も少し降ってきました。僕は雨が嫌いです。紙袋が絶対濡れるからです。家に帰ると病院から支給されたPHSが鳴ります。なにか病棟でやり忘れたことがあったかなと思ったら2年目の先輩からの電話でした。今日暇でしょ?飲みに行こうと言われ、いわれるがままに北浦和の居酒屋さん(浦和は居酒屋も充実しています)に行くと、2年目の先輩だけでなく後期研修医の先生やスタッフの先生の姿も・・・。この病院はいい意味で先生同士、スタッフ同士の仲がいいのも特徴かもしれません。上の先生方や病棟の飲み会といったエレガントなイベントやフットサルやBBQなどファンシーなイベントが数多く開催されたりもします。ファンシーなイベントを敷居高く感じてしまうこともある僕ですが、温かく皆さんの仲間に入れて頂いて楽しいオフを過ごせています。ありがとうございました。

③☆月※日 雪
今日は一日家でゴロゴロしようと思います。やる時にはやるためにはある程度の休息は必要と思います。人によってはアクティブな休日だけを過ごしている訳では無いと思います。時には一日中家に籠ってこの一週間を振り返ったりすることも大事かなと思います。見学に来て下さる学生さんにはなかなかオフのことをお見せすることはできませんが、当院での研修ではある程度の自由な時間は確保されていると思います。研修生活も結局は自分次第と思いますがオフを有意義に使えるかも自分次第なんだと思います。皆さんが実りのある研修医生活を当院で行えることを心から祈っております。

「休日の過ごし方②」 〜平成30年4月掲載〜
今回は、土日の過ごし方を紹介したいと思います。科によってばらつきはありますが、年間を通すと土日の半分くらいは休みになります。休日の仕事がある場合、月に1回程度日直や、受け持ちの患者さんの診察で、それらは午前中でおわることがほとんどで、その後は自由に過ごせます。

・ご飯
平日はなかなかランチにいくことはできませんが、意外と北浦和や浦和にはおいしいお店がたくさんあります。おしゃれなカフェでご飯を食べて、たくさん話しても話し足りずそのままケーキを頼んだりすることも。焼肉や、イタリアン、ラーメンなどにもよくいきます!

・飲み会
同期や上級医の先生も近くに住んでいることが多いため、飲み会も頻繁に開かれます。仲良くなった看護師さんと飲みにいったりもします。医者同士だけでなく、コメディカルの人とも距離が近いのも当院のよいところだと思います。飲み会は、夜遅く(朝早く?!)まで開かれることも。仕事とは違った一面を見れたり、仕事以外のお話を聞けたりできる貴重な機会です。

・買い物
いま私が住んでいる北浦和から浦和、さいたま新都心、大宮などはすべて電車で10分圏内です。パルコ、ルミネ、伊勢丹、そごうなどあるため大体のものはそろいます。さいたま新都心駅にある紀伊国屋には医学書も豊富にあります。
また、平日はなかなか都内にでる機会はありませんが、休日なら行けることも!病院の近くの駅から池袋まで30分以内で行けちゃいます。東京駅までは乗り換えなしでいけるので楽ですね。意外と都内まで近い立地も気に入っています。

・旅行
たまに訪れる2連休。同期の子と二人で仙台に一泊二日の旅行にいったりもしました。土曜日の朝から出かけて温泉や牛タンを楽しみました。仕事のことや、私生活について話しながら飲み明かすつもりが、まさかの爆睡!笑とてもリフレッシュできた時間でした。ほかの同期は広島や鬼怒川温泉、ディズニーに行ったりもしていました。

平日は忙しくても、土日で仕事のことを少し忘れてリラックスでき、onとoffがしっかり分かれています。自分の時間をもてることで、週明けからまた仕事を頑張ることができます。

「2年目研修医アンケート」 〜平成30年4月掲載〜
2年の自由選択について
ローテーションをどのように決めたか?
救急外来での業務に活きそうな科を中心に選択しました。(救急志望)
内科志望なので、内科の期間を多くとりつつ、放射線科、感染症、救急などをその合間に入れるようにしました。
外科系希望ですが、内科もしっかりした科があってよかったです。
迷っている科を中心に前半は選びました。後半は志望する科を中心に選びました。
救急志望ということで、救急での患者数が多い整形外科、消化器内科、必須のスキルとして放射線科の読影、Generalistを目指す上で必要は感染症科。
志望科中心。志望科に関連するもの。何科に進んでも必要となるもの。
小児科志望であり、小児に関わる科をメインで選びました。
内科志望ですが救外対応で必要となる皮膚科と放射線科は取りました。
放射線科1ヶ月しっかりまわれる病院は貴重だと思いますし、とても勉強になりました。
内科に進もうと思っていたので、1年目にローテートしていたが、もう一度全て選択しました。マイナー科も取ろうか悩んだが、10年後に何も覚えていないだろうと思い選択しませんでした。
入局を考える内科を早い時期に再度回り、残りの内科は最後の方に回した。
放射線や他のマイナー科も最後の機会と思って回らせて頂いた。
今だから言える失敗談
初めての当直でインフルエンザの患者さんをマスクなしで診察し、濃厚接触者としてタミフル予防内服しなければならなくなった。
点滴を失敗したら患者さんに針の向きが違いますよと言われた。患者さんもお医者さんだった。
看護師さんとクラークさんを間違えた。
当直で寝ていた時、救急車の音がしたので救急外来に行ったが誰も来ていなかった。
(夢でした)
嘘みたいな話ですが、モニター心電図の赤リードを右の乳頭につけてしまった。
ウロのオペ中、尿道口と思って膣にカテーテルを入れていて清潔野を汚してしまった。

「地域医療研修 in 能登(珠洲市総合病院)」 ~平成30年1月掲載〜
2017年11月の1ヶ月間、珠洲市総合病院で地域研修をさせていただきましたことを以下に報告いたします。【続きはこちら

「地域医療研修 in 能登(公立宇出津総合病院)」 ~平成29年7月掲載〜
2017年5月1日から1か月間、石川県鳳珠郡能登町にある能登町立宇出津総合病院で地域医療研修をさせていただきました。ここにご報告させていただきます。【続きはこちら

「研修をふりかえって」 〜平成29年2月掲載〜
「使える研修医ではなく、デキる研修医になれ」

研修初日のオリエンテーションで、指導医から贈られた一言です。最初はその言葉の意図がよく理解できないまま、目の前の仕事を一つずつこなしていくことに精一杯でした。そして、さいたま市立病院での2年間の研修も終盤に差し掛かってきた今、自分の至らなさを反省しつつもこの言葉の重要性を教えてくれた環境に感謝しています。

将来どの専門科に進んでも必要とされるプライマリケア能力を身につけること、これは初期臨床研修の重要な目標だと思います。その点において、当院は内科系、外科系、周産期、マイナー系ほぼ全ての科が揃っており、地域の中核病院としてcommon diseaseが豊富に診れる環境が整っていて、研修医にとっては幅広い症例や基本的手技を経験でき、申し分ありません。救急外来や病棟で自然に体が動いてこなせるようになります。 確かに、このような診療科のそろった症例数の多い病院は正直全国に多く存在するでしょう。その中でも特に当院で研修して良かったと思えるのは、患者さんの病態や適切な検査・治療を常に考える習慣を指導していただけたからです。

数ある業務を多職種の方々が協力して行っているので、いわゆる雑用業務に研修医が忙殺されることがありません。「患者さんを20人も30人も受け持って把握するのがやっと」という事態にもなりません。夜間当直はハードですが翌日はオフコールがもらえます。このようにして研修医が日常の疑問を勉強する「余裕」が確保されています。そして日々の業務で研修医に「ちょっと考えてごらん」と時間を与えて下さったり、ディスカッションに快く応じて下さる各科の指導医の先生方の「熱意」があります。そして未熟な研修医の成長を快く見守って下さるコメディカルの方々や、なにより地元の患者さん方の「優しさ」があります。

ただ忙しいだけじゃ、初期研修は勿体ない。知的探求心と向上心に溢れた2年間をきっとさいたま市立病院で送れると思います。

研修レポート カンファレンス、セミナー編 〜平成28年9月掲載〜
さいたま市立病院では研修医のための教育の場がたくさん設けられています。

毎週木曜日夕方には研修医セミナーが行われ、病棟の仕事をしていたとしても研修医セミナーに出席できるように先生方が配慮して下さいます。各科の先生が研修医のために講義をして下さいますが、その内容は多岐にわたっています。急性腹症の対応、アナフィラキシーの対応、外傷や骨折の見方、心電図の読み方、救急外来でのCTの読み方など様々です。また症例検討会も行われます。実習型のセミナーもあり、縫合やガウンの着方など基礎的な内容からスタートし、中心静脈カテーテルの手順の確認をするためにお互いエコーを使って実習をしたり、人工呼吸器を触りながら設定を学んだりする機会もありました。

また各科のカンファレンスはとても充実しています。研修医に発表の機会が与えられるので、カンファレンスの前は担当患者さんの病態をプレゼンテーションできるように準備します。プレゼンテーションの場では、教育熱心な先生方が発表の内容について細かく指摘、指導して下さいます。またカンファレンスの中で先生方が病態についてディスカッションしている内容を聞くことも大変勉強になります。

内科のローテート中には30分間のモーニングレクチャーをする機会が与えられます。内科の分野で興味のある範囲について徹底的に調べて勉強し、その内容を他の研修医、先生方の前で発表します。準備は非常に大変で、教科書や論文を読み漁りますが、発表後はその範囲についての知識に自信を持つことができるようになりました。発表をすることは自分の知識を固めることにつながるのだと実感しました。

カンファレンスやセミナーが充実したさいたま市立病院に一度見学に来てみませんか?見学では、私たち研修医がカンファレンスで奮闘する姿や教育熱心な先生方の一面を見ることができるかもしれません。お待ちしています!!



研修レポート、オリエンテーション編 〜平成28年7月掲載〜
~4月っていきなり病棟で働くの!?~

6年生はいま国家試験に向けて勉強していると思います。来年、2月の国家試験が終わり、3月、1ヶ月間、卒業旅行で海外を飛び回り、遊び呆けます。そして、4月、「いきなり研修医として働けるのかな。やっぱり卒業旅行中も「内科レジデントの鉄則」を持ち歩いて、国家試験のための勉強とは違う、研修医に向けての勉強を始めなきゃいけないのかな。」そんな、悩みをかかえてるみなさん!大丈夫です!さいたま市立病院にはオリエンテーション期間が入職後2週間設けられています。電子カルテの操作方法にはじまり、採血の仕方、病棟業務の仕方、処方箋の書き方などなど、研修医の先輩のうしろにくっつき、上級医の先生からの座学での指導があり、ときに看護師さんや薬剤師さんなどによる実技の訓練と、手厚く指導してもらえます。この期間には、何もわからずあわあわしている自分の前で、シャキシャキ仕事を終わらせていく2年生の先輩方が偉大すぎて衝撃をうけます。来年は自分もこうなるぞと心に誓う期間でもあります。

また、オリエンテーション期間の後半には、テルモメディカルプラネックスという施設での1泊2日の訓練合宿もあります。この施設には手技を練習するための精巧な模型がたくさんあります。初日はひたすら手技の練習です。採血の仕方にはじまり、腰椎穿刺や胃管の挿入、尿道バルーンの挿入など、働きだすと必要になる手技の確認をします。1日頑張ってくたくたで宿舎に帰って、翌日のICLSに備えて早く寝なきゃ!ということで、、、初日の夜は飲み会です。働き出して1週間、このころにはすでに仲良くなってますが、さらにここで同期同士の結束を固めます。少し夜更かしして語り合った翌朝は、うーん、眠いなあと思いながら、2日目のICLSを迎えます。働きだすと直面する心肺停止で運ばれてくる患者さんや病棟での急変の対応を実技形式で学びます。朝の胸骨圧迫の練習を終えたころには頭も体も目覚めはじめ、午前中は気道確保の練習、除細動器の扱い方を練習します。そしていよいよ午後は実践練習です。最初は心肺停止の患者さん(精巧なロボット、会話もできます)を前にワタワタしながらやっとの事で対応しますが、合宿最後の実技試験ではみんなしっかり対応できるようになっています。濃密な2日間をおえ、くたくたになりながら笑顔で記念撮影をし、これで終了です。翌日の病棟独り立ちにドキドキしつつ、体力の限界をむかえ、お家に帰りそのまま眠りにつきました。

そして1年後、1年生は初々しいなあと、一丁前に先輩面しながら、今年もテルモに行きました。僕はICLSの担当でした。胸骨圧迫を教え、除細動器のかけ方を教え、お昼ご飯をかきこみ、今度は自分たちが輪状甲状切開の練習をして、心臓カテーテル検査の体験をしたりと2年目は2年目で非常に充実していました。朝はやっぱり眠そうでしたが、徐々にエンジンがかかり、真剣な眼差しで頑張る1年生の姿もとってもいい刺激になりました。いよいよ先輩になるんだと覚悟を決めつつも、つい1ヶ月前まで2年目の先輩に頼ってばかりいた自分が偉そうに後輩に指導していることが少し恥ずかしくもありました。

研修医2年目の僕はそんなこんなで今は先輩面をして働いております。去年の偉大な先輩方ももしかしたらこんな心境だったのかなと思う今日この頃です。こんな、1年生が仕事を覚え、2年生を先輩に育てる、充実したオリエンテーション期間があるさいたま市立病院で働いてみませんか。


「初期研修医1年目の一週間の日記」 〜平成28年4月掲〜

・月曜日 〜担当患者さんのディスカッション、クルズス〜
 7時30分頃に病棟に到着。カルテで夜間の様子とオーダーしておいた血液検査をチェックし病棟回診をする。アセスメントをしたら指導医とディスカッション。治療方針を決定したと思ったら、急に指導医が「カンファ室へ行こう」と。何かと思ったら自分の知識不足の領域のクルズスを開いてくれることに!患者さんについて自分でもより深く考えることができた。その上、たくさんフィードバックをもらえてとても勉強になったけれど、自分の知識不足に少し悲しくもなる1日だった。

・火曜日 〜外来患者対応、新入院カンファレンス〜
 いつも通り回診とディスカッションを終えたら、救急外来からPHSに電話が。「あと30分ほどで患者さんが来るそうなので対応をお願いします」。通常研修医がファーストタッチをするのは救急のローテ中と当直に限られるが、この病院では紹介状を持った患者さんは各科ローテ中の研修医が行うことができる。そのため、救急外来に限らず一年通してファーストタッチに携わることができるのだ。急いで救急外来に駆けつけ、一通りの問診と検査をしたら指導医にプレゼンテーション。入院加療が必要そうなので、このまま入院とし自分の担当患者に追加。夕方には新入院カンファレンスで一週間の新入院患者について発表。問診から心電図などの検査結果まで全て細かくチェックされとても緊張した。だけどカンファを経るごとに成長を実感できるのが最近の秘かな楽しみ。

・水曜日 〜抄読会とCV挿入〜
今日は朝から抄読会での発表だ。事前に用意したレジュメを配って説明を開始。担当の上級医と2週間前から準備していたこともあり、スムーズに発表できた。知識が身につくのはもちろんだけど、論文の読み方を教えてもらえるのが嬉しい!抄読会後に病棟業務に戻ると、看護師さんから「点滴ルートが取れない患者さんがいる」と。自分も挑戦したけどやはり難しそうだ。そこで指導医と相談してCV(central venous)カテーテルの挿入を行うことになった。先生の丁寧な指導のおかげで合併症もなく手技を終えることができた。

・木曜日 〜自習と急変対応〜
今日は指導医が外来の日なので回診・ディスカッション後は時間に余裕がある。そのため、日々の業務で疑問に思ったことや、苦手分野の勉強を進めることにしている。病棟に戻ってカルテのチェックをしていたら、ナースステーションのモニタが鳴り始めた!急いで確認するとVF波形になっている。廊下に出ると患者さんが倒れている。周りの人を呼んでICLSのプロトコルに則り胸骨圧迫開始!!研修には参加はしていたものの、実際に目の当たりにすると緊張感がまったく違う。当該患者さんの上級医が的確な指示を出してくださり、なんとか脈が触れるようになってきた。知識があるのと実際に現場で動けるのとでは意味が違うということを痛感した1日だった。

・金曜日 〜通常業務から内科当直〜
今日はいつも通りの業務を終えたらそのまま内科当直。この病院では1年目の研修医と2年目の研修医、それから内科の先生の3人で内科の当直を行う。基本的には研修医がファーストタッチを行うので緊張感もあるけれど、一から診断を考えることができる非常に貴重な機会。後で先輩や上級医が考え方のチェックをしてくれるので、とても勉強になる。また、3人で普段は話せないようなことや研修における悩みも聞いてもらえるのも当直の楽しみ。


「当直の紹介」 〜平成27年8月掲載〜

当直というものは、とてもつらいものです。何がつらいって、まず寝られないこと。朝から夜中まで働いたあと、やっと深い眠りに入ったところで起こされたりするのはなかなかしんどいものです。
何がつらいって、なにより医者の仕事が難しいこと。救急外来の場で研修医に求められるレベルは国家試験対策で勉強した程度では歯が立ちません。鑑別疾患は?どの検査が必要?点滴は何にする?この心電図の意味は?このCT所見は?処方は何をどれくらい?分からないことばかりで、分かったつもりになっていても指導医の先生方はその2歩も3歩も進んだ発想をしていたりします。
ただし、つらいことばかりではもちろんありません。まず、指導医の先生方がとてもいい感じです。最初のうちはほとんど役に立たない我々にも嫌な顔せず指導してくださるので、あの時あの先生に教わったなーという知識がいくつもいくつもたまっていきます。それからコメディカルの方々がとてもいい感じです。ベテランの方も多く、圧倒的な臨床経験で僕らをサポートしてくださいます。多忙な時には協力しながら対応していき、当直を終えた朝の「お疲れ様でした!」には部活の試合後的なさわやかさが漂います。
また、当直は各科のローテートで学んだことを活かしていく場でもあります。研修をひとつ終えるごとにできることが増えていくので、今まで思いつかなかった鑑別診断が浮かんで検査をオーダーしたり、苦手意識の強かった心電図がいくらか読めるようになったりと(僭越ながら)自分の成長を感じられる場でもあります。そういった積み重ねが日々の各科ローテートのモチベーションにもなっていきます。
そして何より、当直中のご飯は浦和名物の鰻やお寿司をご馳走になったりします。当直はつらいものではありますが、この病院では研修という点でもご飯という点でも最高です。あまり具体的な話まで載せられなかったので、もっと知りたい人はぜひ見学にきてください。ガッツがあれば当直に一緒に参加することもできます。研修医一同お待ちしております!


「~研修医のとある『平和な』1日~」 〜平成27年5月掲載〜

・研修医Dさん
朝6時半に起床し、シャワーを浴びて朝食をとったら病院へ。
7時頃に病院に着く。病棟でまずやることは、カルテのチェック。患者さんの夜間の様子を確認する。必要があれば夜勤の看護師さんにも話を聞く。前日にカテーテル検査をした患者さんの穿刺部の処置を行い、その後回診・・と思ったら採血、点滴を頼まれ、気付いたら8時過ぎ。 朝のカンファの時間に。カンファが終わって回診し、上級医とディスカッションして、カルテを書いたりオーダーを入れたりする。病棟の仕事が一通り終わったらカテーテル検査室へ。カテ室では基本は外回りだが、看護師さんや技師さんがいるので見学に回ることが多い。 時間があれば退院時サマリーを書いたり、本で勉強したり、ガイドラインを眺めたり、手のあいてる上級医のレクチャーを受けたりする。途中で病棟や救急外来に救急患者さんの診察に呼び出されることもある。レントゲンや心エコーなど患者さんの検査が予定されていればチェックする。 夕方早ければだいたい7時くらいに帰宅。寝るのは11時くらいで、それまでは勉強したり休んだりする。

・研修医Eさん

朝6時半に起床・・・しようと試みるが7時20分に目覚める。そのまま病院へ行き、急いでカルテをみる。先生と軽くディスカッションし、さあ回診してカルテを書こう・・・と思うが、その前にちょっとだけ腹ごしらえ。その後カルテを書く。 呼吸器内科はルーチン検査が多くないので、日中はゆっくり患者さんについて考える時間があるが救急外来に患者さんがくると診察、検査などで数時間は付きっきりに。空き時間に溜まった退院時サマリーを仕上げる。そうこうしているうちに夕方になり、上級医が外来を終えて病棟に帰ってくる。 上級医と再びディスカッションをして患者さんの治療方針の確認。その後サマリー書いたり、雑用を済ませて帰宅する。 週末は同期と飲みに行くこともあるが、平日でも近くのローソンによって缶ビールを買い、一人で晩酌をすることもある。その後家でウダウダしたり勉強したりして、0時には寝よう・・・と思うが気付いたら日付が変わり2時くらいになっている。翌朝も6時半に起床しようと試みるが・・・。


「病院見学を考えている学生さんへ」 〜平成27年2月掲載〜

・研修医Aさん
さいたま市立病院では内科を全科ローテートできるところが特徴です。そのため、将来内科系を考えている方はもちろん、外科系やその他の科と決めている方も初期研修でまんべんなく学ぶことができます。上級医の先生方は指導にとても熱心で、各々の研修医に合わせてどのようにすれば理解できるのかまた身につくのかを考慮しながら教えてくださいます。そして、研修医同士互いに高め合うだけでなく助け合うことを皆大切にしています。さらにコメディカルとも仲が良く、病院全体がアットホームで充実した研修を過ごすことが出来ると思います。是非見学に来てこの雰囲気を感じて欲しいです。皆様がお越しになるのを心よりお待ちしております。

・Bさん
救急科では、主に一次・二次救急相当の患者さんの対応をしています。ファーストタッチは研修医ですることが多い上、上級医へのコンサルトもしやすく、きちんとフィードバックももらえるので大変勉強になります。どの科を回っていても当直は救急外来で行うので救急科の見学に来ることをおすすめします。
研修医の働きぶりを是非見学に来てください!

・Cさん
1年目研修医です。当院は小児科の症例が豊富で、NICU、小児外科も充実していることから小児科希望の研修医も多く、実際に進まれる方も多くおられます。
まず研修医のスケジュールを簡単に説明すると、基本が病棟研修、火・金曜はカルテ回診、月2回の副当直があります。その他、適宜腰椎穿刺、心エコーや排尿時膀胱造影などの検査を自分でやったり手伝ったりします。病棟研修は診察、カルテ記載、上級医とのDiscussionをしていきます。概ね内科研修と同じようですが、扱う疾患が幅広く乳幼児から大きい子までいて、大人の内科とは診察の時点から勝手が違うので学ぶことが多いです。教育熱心な先生方とたくさんの教科書に囲まれて研修には恵まれた環境です。そして見所はなんといっても子供がかわいいことです。
他の見所は採血や静脈路確保でしょうか。ルーチンワークではありますが、成人と比べてすごく難しいので研修医が悪戦苦闘しているところがみられるでしょう。「悪戦苦闘させてもらえる」というのは研修においてすごく大事な気がします。
カルテ回診は上級医でも判断に迷う症例のDiscussionがあって面白いのですが、見学生には少し難しいかもしれません。
一度の見学で見られることは一部ではありますが、研修医の現場を見てもらえばきっと環境の良さを分かってもらえると思います。みなさんの見学をお待ちしています!。


「現役研修医に答えてもらいました、よくある質問Q&A」〜平成26年10月掲載〜

・選択期間はどのくらいで、どんな科を回れますか?
8.5ヶ月。病院にある全ての科。NICU、小児外科、感染症科、放射線科なども回れます。平成27年度からは産婦人科も選択になるので9.5ヶ月と思います。

・研修体制や指導医、指導体制はどうなっていますか?

上の先生について受け持ち患者さんのディスカッションをする。みんな熱心です。各科ごとに決まった指導医がいるわけではないですが、全ての先生から色々な考え方を学べます。上級医の先生方はみんな教育熱心な方ばかりです。内科当直は1年目、2年目、上級医で行ってます。

・さいたま市立病院以外で研修をする機会はありますか?

精神科で埼玉県立精神医療センターに行きます。希望があれば泌尿器科で都立小児病院に行けるらしいです。地域医療で開業医の先生と往診に回ります。(※現在のプログラムでは石川県にある珠洲市総合病院または公立宇出津総合病院での地域医療が実習研修に組み込まれています)

・研修医は主治医になりますか?

なりません。上級医と一緒に受け持ちます。

・バイトはできますか?

できません

・研修医の実際の給与はどれくらいですか?

手取りで31万〜35万円くらい。当直の数で増減があります。

・夏休みはありますか?

4日間+土日

・年末年始の休みはありますか?

年末か年始のどちらかを交代でとります。

・当直は月に何回くらいですか?

宿直4〜5回、休日の日直1〜2回くらい。

・休日は確保されていますか?

ローテート中の科によります。土日+アフター5全部フリーの科もあれば、土日も午前中に様子を見に行く科もあります。総じて、土日の半日は確保されてます。循環器科の緊急カテーテルは土日、夜間でも呼ばれます。

・研修医のための部屋や机はありますか?

1年目、2年目にそれぞれ研修医室があり、それぞれに机、椅子があります。

・インターネット環境は整備されていますか?

研修医室、図書室にあります。UpToDateもフリーで閲覧できます。

・医学書などは近くに売っていますか?

大宮(電車で10分)やさいたま新都心(電車で7分)、池袋にあります。Amazonで買って病院に届けてもらうことが多いです。

・寮はありますか?

ありません。

・病院からどのくらいの距離に住んでいますか?

自転車で10分、車で5分弱くらい。4kmくらい、車で10分。
①病院近く、②浦和駅、北浦和駅、東浦和駅近く(バスで15分くらい)、③その中間地点、のどれか。病院から3~5kmくらい。

・家賃はいくらくらいですか?

6〜7万円くらいです。2LDKくらい。駅前:6〜8万円、病院近く:4〜6万円

・食事はどのようにしていますか?自炊ですか?外食ですか?

全て外食あるいはお弁当。自炊半分、外食半分(一人暮らし)。実家で家ご飯
一人暮らし→みんなで外食。




 当院で初期研修を終えた先生からのメッセージです。

三谷 麻里絵 Dr. 〜平成30年4月掲載〜

私はさいたま市立病院での初期研修を修了した後、大学の小児科医局に在籍して各地の関連病院で勤務してきました。そして医師7年目(2018年2月現在)として予てより希望していたさいたま市立病院へ戻ってくることが出来ました。
医師7年目になって思うことは、初期研修の2年間がいかに大事かということです。医師は生涯勉強です。何年やっても常に勉強すべきことが絶えません。しかし、医師としての成長速度は年々衰えていきます。勉強した結果がすぐに成長につながる、もっとも成長率の高い時期が初期研修の2年間だと思います。全く何もできない状態から1人前の医師へ。その2年間を当院で過ごせたことは私にとってとても大きかったと思います。 私が当院で初期研修を行ってよかったと思うのは、医療の土台となる知識を固められた点です。輸液や抗菌薬の使い方、救急疾患のプライマリケアなど、一生使っていく知識をこの時期に学びました。医師3年目でそれぞれの科をスタートした時、基本知識があるかどうかでだいぶ仕事の出来具合に差が出ると思いますし、3年目以降は各科の知識をどんどん勉強しなければいけないので、輸液や抗菌薬の勉強なんてしている暇はありません。そうすると、最初の2年間で勉強しなかった人はずっと“なんとなく”の知識でやっていくことになる訳です。当院の上級医の先生方は「教え好き」な先生がとても多いと思います。さいたま市立病院で沢山のことを教わり、今でもその時に教わった抗菌薬の使い方のメモを引っ張り出して読むことがあります。また、モチベーションの高い同期がいたことで自分も負けじと勉強できましたし、同期で勉強会を行ったりしたのも良かったです。

また、研修医が病院の歯車として機能している、温かい病院の雰囲気も点も良いと思います。当院では研修医が自分で考えて能動的に働いています。病院によっては、研修医はお客様扱いで、学生の延長のような立場でしか仕事をできない所もあるかと思います。もちろん研修医が判断して診療することに対する制限は昔よりもどんどん厳しくなっています。研修医が受け身にならずに自分で考える癖が付くかどうか、それは個人のモチベーションもそうですが、環境も大きく影響するのだと思います。能力の高い同期がいたり、先輩研修医が1人前に仕事をこなしていたり、当直中にSpO2が下がっていると呼ばれて対応したり、そんな状況で必死に勉強していたらいつの間にか他の病院で研修している人よりもワンステップ先に進んでいる自分がいたように思います。

最後におまけですが、当院には小児外科、新生児内科があることによって小児科として診れる疾患の幅がとても広いです。小児科の中でも内分泌、アレルギー、循環器、神経、血液などいろいろな分野を専門にしている医師が在籍しているので、小児科を考えている方には特におすすめです!
ぜひ見学にいらしてください。

■三谷 麻里絵
2011年3月 慶應義塾大学医学部卒業
2011年4月-2013年3月 さいたま市立病院初期研修医
2013年4-9月 さいたま市立病院小児科後期研修医
2013年10月-2014年3月 慶應義塾大学病院小児科
2014年4月-2015年5月 川崎市立川崎病院小児科
2015年6月-2017年9月 静岡市立清水病院小児科
2017年10月- さいたま市立病院小児科


梶尾 暢彦 Dr. 〜平成30年4月掲載〜

さいたま市立病院で2年間の初期研修をしてから、母校に戻り内科ローテートを経て、現在4年目でリウマチ・膠原病内科医として勤務しています。初期研修を振り返ると、同期・先輩・後輩に恵まれ、ハイレベルで教育的な指導医の先生方、程良い仕事量と、見沼田んぼのそばの穏やかな空気の中でとても充実した時間を過ごすことができたなと思っています。

 さいたま市立病院の研修では1年目の間に内科の全領域、救急科、外科、小児科など基本領域をまんべんなく学ぶことができ、かつ2年間週1回程度の当直で幅広い領域の初期対応を身につけることができました。2年目でも非常に柔軟にローテートができ、私も泌尿器科や整形外科、放射線科、NICUなど幅広い領域で研修をさせて頂きました。どこの科も研修医を大事にしてくださり、「業務」というより「研修」として学べる機会に恵まれました。もちろん1〜2ヶ月程度の研修でマスターできる事柄はたかがしれているといえばそれまでですが、各診療科での医師としての基本的な物の見方や、中心静脈カテーテルや腰椎穿刺など基本的な手技は2年間揉まれていく中で自然に身について来るので、どこの科にも進んでいける可能性を作ってくれる病院だと思います。手技に関しては多い病院ではないと思いますが、1例1例上の先生から指導・フィードバックをもらいながらやっていくことで患者さんにも研修医にも優しい教育環境がありました。

 他の病院で初期研修をされた先生たちの話を聞くと、さいたま市立病院はいわゆる雑用が非常に少ないようで、本当に当直明けに帰れる病院も意外と少ないようです。初期研修時代は今の生活と比べて時間的なゆとりもあり(当時は学生時代とくらべてとても忙しいと思っていましたが)、ワーク・ライフ・バランスも非常に良かったと思います。

■梶尾 暢彦
2014年3月 慶應義塾大学医学部卒業
2014-2015年度 さいたま市立病院で初期研修
2016年度 慶應義塾大学病院内科専修医(全科ローテート)
2017年度 慶應義塾大学病院リウマチ・膠原病内科 大学院生


伊藤 環 Dr. 〜平成29年4月掲載〜
さいたま市立病院での初期研修を修了して2年が経過しました。
現在は初期研修をおえた病院で引き続き専修医として勤務しています。

僕が研修病院をさいたま市立病院に決めたのは、志望科である小児科が充実していること、小児科と大きく関わりのある小児外科・新生児内科があることでした。結果的にこれらの科の研修は非常に実り多いものとなり、引き続きこの病院の小児科で後期研修を行うきっかけとなりました。

さいたま市立病院での初期研修は必修の科と自由選択の科のバランスがとれていると思います。多くの人が志望科以外のことに関しては初期研修以降、触れることが少なくなります。各科をローテーションすることで、重要な知識を学ぶことはもちろん、色々なものの見方や考え方を知る、という点でとてもいい経験をさせていただきました。

また研修の同期が11人という多くもなく少なくもない絶妙な人数です。
これもローテーションする科で人数が多すぎるとか、逆にいつも一人だけで寂しい思いをする、ということもなくちょうどよい研修ができました。
研修医2年間のなかでは様々な失敗をすると思います。そんな時、仕事を終えて研修医室に帰れば、お互いに切磋琢磨(傷のなめあい?)ができる仲間がいることは本当に幸運なことでした。

初期研修はどこの病院でやっても知識に関してはさほど差はでないのでは、と思います。しかし、どこで研修をし、何を経験するかによって、その後の基礎のようなものが変わってくるのではないかなぁと感じています。よろしければぜひ見学にいらしてください。

■伊藤 環
●2013年3月 日本大学医学部卒業
●2013−14年度 さいたま市立病院で初期研修
●2015−17年度 さいたま市立病院後期研修医として勤務


相馬 雄輔 Dr. 〜平成29年4月掲載〜
大学を卒業して、さいたま市立病院で初期臨床研修医として2年間を過ごしました。1年目の4月、オリエンテーションを終えて、病棟に配属されたときは、患者さんを実際に診察したり、採血や点滴をしたり、すべてのことが初めてで緊張しながら過ごしていました。当直のときは、状態の悪い患者さんが救急車で搬送されてくるのを不安な気持ちで待っていたことを覚えています。そんな中、2年目の研修医や指導医の先生がてきぱきと対応しているのを見ながら学んでいました。半年ぐらい経つと、こういうときはこの検査をしたらいいんじゃないかと自分なりに考えることができるようになったり、中心静脈カテーテルの挿入などできることが少しずつ増えてきたりして、研修にも慣れてきました。     

現在は4年目、内科の後期研修中ですが、2年間の初期研修のときに学んだことが土台になっていると思います。指導医の先生とは診断や治療についてディスカッションしたり、教えもらったりすることも多いのですが、多くの患者さんを妥協せず診ていく姿勢などをみて、こういう医師になりたいと思うような指導医の先生に出会えたことが良かったと思います。

また、研修医のときに心強かったのは、看護師さんをはじめ、技師さんなどのコメディカルの方々が優しく接してくれ、分からないことを教えてもらえたことです。それから、良い同期に出会えたことも良かったと思います。私の同期は12人いましたが、お互いに教え合ったり、うまくいかなくて辛いときは励ましあったり、今振り返ってみると研修医の2年間は充実していて楽しい思い出ですが、それも同期の存在が大きかったと思います。

初めて社会人として働くということで不安も多いと思いますが、みなさんの研修をサポートできる体制が整っていると思いますので、ぜひ、さいたま市立病院での研修をお勧めします!

■相馬 雄輔
●2013年3月 慶應義塾大学医学部卒業
●2013−14年度 さいたま市立病院で初期研修
●2015−16年度 大学医局からの派遣でさいたま市立病院で後期研修医として勤務





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