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 研修医から学生の皆さんへのメッセージ
  現役研修医からのメッセージ
  初期研修医 座談会
  研修医あんなこと・こんなこと
  研修レポート オリエンテーション編
  「当院の小児科およびその関連科研修について」
  「地域医療研修 in 能登(冬)2019(珠洲市総合病院)」
  「私が研修病院を決めるまで」
  「当院の当直について」   
  「病院見学を考えている学生さんへ」
  「地域医療研修 in 能登 2018(公立宇出津総合病院・珠洲市総合病院)」 
  「現役研修医に答えてもらいました、よくある質問Q&A」 
  「休日の過ごし方①」
  「休日の過ごし方②」
  「2年目研修医アンケート」
     「研修をふりかえって」 
  研修レポート カンファレンス、セミナー編 
  卒業生からのメッセージ

山本 晃生Dr. (2018年慶應義塾大学卒業 現在研修医2年目)
 PHSの着信音が鳴り響いています。
「先生、救急車で患者さんが見えました、よろしくお願いします」
眠い目をこすりながらも研修医室のベッドから起き上がり、救急外来へと向かいます。救急隊からのお話に耳を傾けながら、患者さんの全身状態を確認し、診察へ…。
1年前、私も皆さんと同じように、大学の自習室でイヤーノートやQBと格闘し、国家試験が終わると飲み会や卒業旅行を全力で楽しんでいました。「当直」なんてものは遠い未来のことのように感じていましたが、今では上級医におごっていただく夜食の出前寿司を楽しみにしながら、充実して取り組むことができています。
私が当院を研修先に選んだ理由は、地域の基幹病院でありほぼ全科が揃っているため、色々な科をみてまわる中で、自分の可能性や選択の幅を広げることがきると思ったからです。特に周産期に興味がある私にとって、小児科、小児外科、NICU、産科全てをローテーションできる点はとても魅力的でした。
私が初期研修において最も大切だと思うのは、患者さんを「主担当医」として診ることができるかどうかです。目の前の症例に対し、どんな検査や治療をすればよいか―。自分の頭で悩み考え抜いた末に立てた方針を実践し、患者さんの状態が良くなったときの喜びは何にも代えられません。もちろん、答えが出ないときには上級医からの的確なアドバイスをいただけますし、失敗をしてしまった際にも、なぜ失敗したのかをわかりやすくフィードバックしていただけます。ただやみくもに与えられた仕事や目の前の業務に没頭することも悪くはないですが、当院では研修医にもある程度裁量を持たせてもらえるからこそ、より良い診療をするための勉強をするモチベーションにも繋がっています。
さいたまは田舎なのでは、と心配されている方もいるかもしれませんが、北浦和周辺はスーパーや薬局等はもちろん、美味しい飲食店も多く、同期や上級医の先生方とお酒を酌み交わすことも少なくありません。東京までも電車ですぐに出ることができますが、私は最近では人の多い東京よりも、浦和やさいたま新都心でまったりと週末を過ごすことでリフレッシュをしています。
2020年1月には新病院が完成し、現在の古い病棟は一新され、食堂もできます。また、救急科も三次救急となり、設備や人手も充実する予定です。
来年以降当院で研修するみなさんは、間違いなく我々以上に充実した研修生活が送れることかと思います。
当院で研修をして,「デキレジ」になってみませんか!是非1度、見学にいらしてください。お待ちしています。

平松 みづ紀Dr. (2018年富山大学卒業 現在研修医2年目)
初期研修医としてこの病院で働き始めて早いもので1年が経ちました。部活動、マッチング、国家試験などに熱を注いでいた学生時代が懐かしく感じられます。中でも、初期研修病院を選ぶにあたっては不安が大きくとても苦労したことを今でも覚えています。さいたま市立病院での研修はとても充実したものとなっており、この病院を選んで良かったと改めて感じます。そこで、1年を通して私が思った当院の特徴をこの場でお話したいと思います。進路に悩んでいる方々の参考になれば幸いです。
私がさいたま市立病院を初期研修病院として選んだ理由は、上級医の先生方の熱心な指導と病院全体のあたたかい雰囲気にあります。社会人として初めて働く上に、患者さんの命をあずかるこの職業はとても責任のかかるものだと思います。長い学生生活を終えてようやく医師として働けることが楽しみな一方で、不安な気持ちが常にありました。先生方やコメディカルの方々はそんな私を優しく時には厳しく支えてくださり、疾患についてはもちろん、患者さんとの向き合い方など多くのことを学ぶことができています。当院は地域の医療をになう基幹病院であり、common diseaseを中心に幅広い内科疾患を経験することができます。将来どの診療科に進むとしても必要となる医師として必要な知識や技術を身につけることができていると感じています。同期の数は13人で症例数に困ることはなく、先生方から直接熱い指導を受けることができます。志望科も内科や外科や小児科など幅広く、物腰柔らかくも志の高い仲間であふれています。そのため、疾患について共有したり疑問に思ったことを相談したりと、お互いを励ましあい刺激しあって日々を過ごしています。自分の時間もしっかりと確保されているため、その日の疑問をその日のうちに解決することができ、翌日からの仕事に活かすことができるのも魅力の一つだと思います。
初期研修病院選びはストレスに感じることが多いかと思います。さいたま市立病院には知識・手技・コミュニケーション能力を思う存分学ぶことのできる環境が整っており、切磋琢磨できる仲間が集まっています。特に来年度からは新病院となり、2次救急から3次救急へと変わります。今以上に活気あふれる病院となることでしょう。ぜひ一度見学へいらして、病院の雰囲気を感じてみてください。ともに働きたいと思える仲間にきっと出会えます。お待ちしております。



Q. 当院の研修に興味をもってくれている学生のみなさんにむかってメッセージをお願いします
  • 素晴らしい上級医の先生方、コメディカルの方々と働ける。日々勉強になる病院です。是非来てください。

  • みに来てね!!研修医が楽しそうに仕事してる様子がわかると思います。

  • 面倒見の良い優秀な先生方からたくさんの指導をしていただくことができるのでお勧めです。

  • 市立病院は上級医の先生方をはじめ、他の職種の方とも連携が取りやすく、たくさんのことを学ぶには絶好の環境です!あとは自分のやる気次第。頑張ってください。

  • アットホームで充実した研修医生活を送ることができます。ぜひ一度さいたま市立病院に足を運んでみて下さい。

  • 良い病院ですよー。

  • 自分のやりたい研修がしっかりできる病院です。まずはぜひ見学に来てください。

  • とても楽しい2年間が過ごせます。頑張って下さい。

  • “ Seeing is believing” 一度見学や実習で是非足を運んできて下さい!
         
    (2017年2月 研修医アンケートより)


初期研修医 座談会

ざっくばらんな意見を出してもらいました。
【詳しくはこちら】



「オリエンテーションについて」 〜令和元年7月掲載〜
私たち研修医1年目は医師になったとはいえ、ほんの数か月前まではただの学生で、実際の手技や患者さんへの主体的な対処は素人です。でも病院にいると当たり前のように行えるものとしてみなされます。いくら知識で知っていようといきなり行動で実践するのは難しいです。
そこで、さいたま市立病院では実際に病棟での業務が始まる前に基本的な手技一式と心肺停止患者(CPA)への対処(これをICLSといいます)をみっちりと学ぶ機会が用意されています!
手技一式に関してはテルモという医療機器メーカーの研修センターに行き、一通りの手技をさまざまな模型やシミュレーターを通じて練習します。主な手技としては縫合、尿道カテーテル、胃管、採血、ルート等です。丸々1日かけて練習させてもらえるうえ、最後は施設内見学として最新の手術シミュレーションや医療機器等を体験させて頂き、1年目でわいわい楽しく学ぶことができました。もちろん練習は模型での練習であって、実際の患者さんにやるのはまたハードルがあがります。でもこの研修センターでの練習のお陰でハードルの高さは大分下がったと思います!
 ICLSに関しては別の日程で1日かけて講習が行われます。指導者は救急の看護師の方々や昨年受講した2年目の研修医の方々、循環器内科の先生方などが担当します。救急の看護師の方々は医師よりもよっぽどCPA対処の熟練者です。CPAに直面した時の様々な状況や対応を、経験談を含め詳しく教えて頂けました。2年目の研修医の方々は私たち1年目がどのような状況で戸惑い、悩むかをご自身の経験からよくご存じです。私たちの分からないところ、間違えるところを丁寧に直してくれます。そして先生方が総括して知識や手技の漏れを補ってくれます。その結果、研修医13人が受講し、無事に全員がICLS資格を取得しました。
 当直ではCPA患者も搬送されてきました。当直の他の先生方の手が空いてない際は1年目のペーペーといえど、先陣を切って対処しなければいけないこともあります。ICLS資格を受講したとはいえ、現実は厳しいです。私は4月の当直で早速CPA患者に遭遇しました。得た知識や技術も、めまぐるしく動く実際の臨床ではなかなかフルに活かしきることができませんでした。CPA患者の前ではとにかくスピーディーに様々な処置が同時に進んでいきます。知識は知識としてあっても実際に身体をスムーズに動かせるようになるにはまだまだ遠そうです・・・。けれど、この病院での研修を続ければ急なCPAにも動じずに対処できるようになれるということを2年目の研修医の方々が証明してくれています!
医師として最も重要な「切迫した命の救命」を着実に身に付けられる病院としてぜひ一度さいたま市立病院に見学に来てみてください!待ってます!!


「当院の小児科およびその関連科研修について」 〜令和元年5月掲載〜

小児科医になって1か月が過ぎようとしています。今回は小児科医目線から、当院の小児科およびその関連科研修について紹介させてもらいます。
まず、当院には小児科と小児外科、新生児内科があります。市中病院でありながら、この3つが独立して存在していることは珍しいのではないかと思います。
小児科は1年目で1か月間必修として組まれているほか、2年目でも選択で回ることができます。指導医とともに患者を受け持ち、毎朝自分で診察し、検査・治療プランを指導医と相談しながら組み立てます。加えて、午前中は病棟処置の時間。採血や点滴を(悪戦苦闘しながら)こなしていきます。午後は上級医の先生と一緒に小児の救外対応を行います。当院の救急外来では喘息発作、川崎病といった小児のcommon diseaseはもちろん、けいれん重積発作のような緊急性が高い症例まで幅広く経験することができます。また、小児外科があるため、虫垂炎や腸重積など、小児外科疾患が来ても当院で対応できることも大きな特徴です。もちろん、小児外科を選択で回ることもでき、私は1か月研修しました。
新生児内科では新生児の蘇生、採血・点滴などの処置、時には気管挿管まで、上級医の指導のもと研修医にやらせてもらえます。教育熱心な先生方が多く、1か月健診や新生児エコーなど、専門性の高い分野でありながらも、一つずつ丁寧に指導してくださいます。時間がある日は、蘇生の練習やミニレクチャーをしてくださることも多々あります。新生児蘇生をはじめ、体液管理や先天性心疾患などを学べる機会でもあるため、小児科志望に限らず、産婦人科、麻酔科など他科志望の人にもおすすめです。
最後に、小児科志望にとって、成人疾患を学べるのは初期研修が最初で最後のチャンスです。当院は小児科に限らずほぼ全ての科がそろっており、多彩な症例を経験できます。
「小児科はある程度回りたい。だけど、初期研修のうちは他の科もバランスよく学びたい。」
そんな欲張りな学生さん、是非一度見学に来てみてください。



「地域医療研修 in 能登(冬)2019(珠洲市総合病院)」 ~平成31年3月掲載〜
2019年1月の1か月間、石川県珠洲市にある珠洲市総合病院で地域医療研修をさせていただきました。【続きはこちら】


「研修病院を決めるまで」 〜平成31年1月掲載〜
 研修病院を決める際の基準は人それぞれだと思いますが、私は幅広い疾患に出会える場所で、じっくり研修に取り組みたいと思っていたので、病院を選ぶ際もそうした視点を大切にしてきました。
 医学部での学びのフィールドは主に参考書になりますが、国家試験を通過して研修医になると、突然実臨床の世界に放り込まれ、不安と緊張の中、患者さんと向き合っていく日々が始まります。そうした中で着実に知識と経験を積み重ねていくためには、積極的に学べる環境はもちろんのこと、それをサポートして下さる方々の存在も不可欠となってきます。
 その点、さいたま市立病院はこまめにフィードバックが得られる体制や、コメディカル含めスタッフの方々と気軽に相談し合える環境が整っています。そのため、研修医がfirst touchを行い、検査や処置のプランニングをし、積極的に治療に携わっていくことができるようになっています。
 また、地域の基幹病院として様々な疾患を受け入れているので、大学病院では出会うことのできないcommon diseaseから、緊急性の高い疾患まであらゆる症例を経験することができます。実際に研修してみても、日々様々な疾患病態に出会い、その都度学ぶことがあるように感じています。
 その他にも、私が病院を選ぶ際には病床数や病院の立地、研修医の人数や待遇なども考慮しました。中にはホームページで得られる情報もあれば、実際に見学に行かなければ得られない情報もありました。しかし、一番重要なのは肌で感じた空気感であり、そこで働きたいと思えるかどうかであると思います。ですので、気になる病院があれば是非見学に行ってみてほしいと思います。
さいたま市立病院の研修医一同も、みなさんの見学をお待ちしております。


「当院の当直について」 〜平成31年1月掲載〜

こういうと変な人に思われるかもしないのですが私は当直が好きです。きっと当院の研修医はみんな好きです笑。それくらい充実した時間です。月4~5回ほどある当院の当直を簡単にご紹介します。
1年目の4月、生まれて初めて当直した日を鮮明に覚えています。救急外来で、右も左も分からずまさによちよち歩きで診察室に行き、発熱の患者さんの問診をし、やっとの思いで検査をしたら、インフルエンザが見つかりました。たったそれだけですが、自分で診断ができたことがとても嬉しかったです。2年目のある日の当直では、夜中に眠い目をこすって外来に行くと頭部打撲の患者さんが一人、その場に医師は自分一人と看護師さん一人、さて心電図をよくみると、あれ?STが上昇している…一気に眠気も吹き飛ぶそんな経験もしました。
当院の当直では夕方から翌朝までの一晩、少ない人数の医療スタッフで救急車・ウォークイン・病棟急変の対応をしていきます。忙しくてしんどい時もたまにありますが、そういう現場を一緒に切り抜けたスタッフはもう戦友です。勿論忙しいばかりではありません。3年目以上の上級医の先生と研修医合わせて2人か3人のチームで当直しますが、夕飯はおいしい出前を一緒に食べながら、たわいもないことも含めて色んなお話をします。救急外来の看護師さんやクラークさんとも仲良くなれます。当直明けの朝、皆で少しだけ眠たい表情をしながら、日を浴びて、お疲れさま!と解散する瞬間は意外にも達成感に満ちています。
当直の研修医は、主体的に患者さんを診察し、検査を組み、どう対応していくのか考え、主戦力として行動します。できないことや分からないことがあっても、優秀な先生方・先輩方が本当に優しく指導してくださって、のびのび成長することができるはずです。

医師としてはじめの一歩を踏み出す大切な2年間をどう過ごしたいですか?もしこんな問いに少し立ち止まって考えるお時間がありましたら、ぜひさいたま市立病院でごゆっくりどうぞ。

「病院見学を考えている学生さんへ」 〜平成30年11月掲載〜

・研修医Aさん
 日中の救急外来には、救急科、循環器内科、消化器内科など各科ローテート中の研修医が入れ代わり立ち替わり集まってきます。というのも、当院では紹介状を持った患者さんの初期診療を各科の救急当番医が行っており、救急科ローテート中や当直中に限らず各科ローテート中の研修医がfirst touchで救急対応を行う機会が多々あるからです。当院の研修では1年目で当院にある内科を全てローテートする仕組みになっているため、1年目が終わる頃にはバランスよく様々な疾患を経験し、初期対応ができるようになっています。
 もちろん、研修医の活躍する場は救急外来だけではありません。病棟では入院患者さんの検査オーダーや輸液管理などを任されたり、手技を行ったりしています。どの場面でも共通して言えるのは上級医の先生方がとても教育熱心なこと。私たちがやったことに対しては常にフィードバックを下さり、時にはその場でクルズスが始まることもあります。
 まだまだお伝えしたいことはありますが、百聞は一見に如かず。是非見学へいらしてください!


・研修医Bさん
 1年半ほど研修を送ってきたうえで市立病院に強い魅力を感じる要素の一つが、コメディカルの方々の優しさです。

  研修病院を選ぶにあたって、ひとそれぞれ様々な基準、考えかたはあると思います。
自分自身、学生の時に目が行きがちだったのは、病床数、立地、診療科、症例数、研修医の仕事内容や待遇など、一言でいえば“わかりやすい”ものばかりでした。ただ、実際に研修を送るようになると少し考えがかわりました。

  あくまで研修といってもその主体は病院での勤務であり、当然ひとりで頑張ればなんとかなるものではありません。実際には、先生方とはもちろんですが、ほかに多くのコメディカルの方々との関わりながら仕事をしてくことになります。いくら優れた施設、多くの症例に恵まれても、日々の人間関係などでストレスが多ければせっかくの機会も最大限活かすことは難しいのではないでしょうか。

  市立病院では、一緒に働くみなさんはとても優しく、医者になりたてでまだ未熟な部分しかない研修医を支えようとしてくださる雰囲気があります。たくさんの方々のおかげで、今の充実した研修生活が成り立っていることを日々実感しています。
これはなかなか文章では伝えるのがむずかしい部分なので、実際に見学などで是非見にきていただければと思います。


「地域医療研修 in 能登 2018(公立宇出津総合病院・珠洲市総合病院)」 ~平成30年8月掲載〜
2018年5月1日から1か月間、石川県能登町にある能登町立宇出津総合病院、珠洲市にある珠洲市総合病院で地域医療研修をさせていただきました。【続きはこちら

「現役研修医に答えてもらいました、よくある質問Q&A」〜平成30年5月掲載〜
●研修体制や指導医、指導体制はどうなっていますか?
  • 上の先生について受け持ち患者さんのディスカッションをします。各科ごとに決まった指導医がいるわけではないですが、みんな熱心で、全ての先生から色々な考え方を学べます。
  • 上級医の先生方はみんな教育熱心な方ばかりです。内科当直は1年目、2年目、上級医で行っています。
  • 上の先生と心と心でぶつかります。
  • 科によりけり。分からないことは聞きやすい雰囲気のDr.が多いです。
●研修医は主治医になりますか?
  • なりません。上級医と一緒に受け持ちます。
  • なりませんが、上級医の先生とディスカッションしながら自身で治療を進めていきます。
●さいたま市立病院以外で研修をする機会はありますか?
  • 精神科で埼玉県立精神医療センターに行きます。
  • 地域医療では能登半島へ1ヶ月研修に行きます。
現在のプログラムでは石川県にある珠洲市総合病院または公立宇出津総合病院などでの地域医療が実習研修に組み込まれています。

●選択期間は、どんな科を回れますか?
  • 病院にある全ての科。NICU、小児外科、放射線科なども回れます。
  • 長めで融通が利きます。
  • 自身の進みたい診療科を重点的にとる人もいるし、内科志望でまんべんなく内科を取る人もいます。
  • 病院にあるほとんどの科を回れます。
  • NICUを回れるのがウリです。
●当直は月に何回くらいですか?
  • 宿直4~5回、休日の日直1~2回くらい。
  • 当直と日直を合わせて4~5回/月。
●当直明けはどうしていますか?
  • 部活、勉強、遊びに行く。病院に残っている時もある。
  • 自分の病棟の仕事を終わらせたら帰れます。
  • 科によりますが、午後には帰れます。
  • 午前中の仕事を終わらせ、午後にはゆっくり休みます。
  • 最初の頃は、すぐ帰って休んで次の日に備えます。慣れてきたら普段通り仕事をして帰る事も多いです。
  • 自分の受け持ちの患者さんの診療が終われば帰れます。上級医の先生方も気遣って下さいます。
  • 家事、友人と会う。勉強。
●休日は確保されていますか?
  • ローテート中の科によります。土日+アフター5全部フリーの科もあれば、土日も午前中に様子を見に行く科もあります。総じて、土日の半数は確保されています。循環器内科の緊急カテーテルは土日、夜間でも呼ばれます。
●夏休みはありますか?
  • 4日間+土日
●年末年始の休みはありますか?
  • 年末か年始のどちらかを交代でとります。
●研修医のための部屋や机はありますか?
  • 1年目、2年目にそれぞれ研修医室があり、それぞれに机、椅子があります。
  • 広くて、快適です。
●インターネット環境は整備されていますか?
  • 研修医室、図書室にあります。UpToDateもフリーで閲覧できます。
  • 図書室にあります。研修医室や院内はwifiなどはありません。
●医学書などは近くに売っていますか?
  • 大宮(電車で10分)や さいたま新都心(電車で7分)、池袋にあります。Amazonで買って病院に届けてもらうことが多いです。
  • おすすめはSOGOと書楽。
●お昼ごはんはどうしていますか?
  • 現在は食堂がないのでお弁当を作ったり、セブンイレブンで買ったりしています。
    新病院には再び食堂ができる予定です。
  • お弁当を作って持っていく。コンビニ。出前。
  • 99%セブンです。自炊は1年目の序盤には脱落します。
  • 科によって上級医と一緒に食べることもあれば、研修医室で同期と食べることもあります。
  • 今は病院の建替え中で食堂がありません。そのためコンビニか持参したお弁当がほとんどです。科によっては、出前をとったりしています。
●研修医の実際の給与はどれくらいですか?
  • 手取りで31万~35万円くらい。当直の数で増減があります。
  • 先月は34万8千円でした。
  • 1年目は29万位。
●家賃補助はありますか?
  • ありません。(給料に含まれています)
  • ありません。北浦和の家賃は6~8万円くらいです。給与の面で困ることはありません。
●寮はありますか?
  • ありません。
●病院からどのくらいの距離に住んでいますか?
  • 自転車で10分、車で5分弱位。
  • 4㎞くらい、車で10分。
  • ①病院近く、②浦和駅、北浦和駅、東浦和駅近く(バスで15分くらい)、③その中間地点、のどれか。病院から3~5㎞くらい。
  • 車で4分。
  • 北浦和駅の近くで病院までは自転車で20分程。
●家賃はいくらくらいですか?
  • 駅前:6~8万円、病院近く:4~6万円。
  • 7~8万円ほどで1ルームが多いと思います。
  • 8万、1K。
  • 76,000円(駐車場込み)。
●通勤はどうしていますか?
  • 車で4分。
  • 自転車。雨の日はバス。
  • 自転車又はバスで通勤しています。
  • バス、自転車、自動車。自宅の位置にあわせて皆バラバラです。
  • バス通勤しています。交通費補助はありません。
●普段の食事はどのようにしていますか?自炊ですか?外食ですか?
  • 全て外食あるいはお弁当。
  • 自炊半分、外食半分(1人暮らし)。または実家で家ご飯。
  • 最近は自炊しています。もう、結婚できません。
  • 自炊しようとは思っています。
  • 忙しくない科では自炊。忙しい科では外食又はお惣菜。
  • 自炊したり、みんなで外食したりしています。

「休日の過ごし方①」 〜平成30年4月掲載〜
⓵〇月×日曇り
僕はチーズバーガーがとても好きなので休日は必ずチーズバーガーを食べに行きます。さいたま市立病院は北浦和駅まではバスで10分程度、浦和駅までは15分程度です。北浦和駅前には〇ッテリアや〇スバーガー、I‘m Love itのお店、なんと〇―ガーキングもあってハンバーガー好きにはたまりません。浦和駅や北浦和駅は大宮までも近く、池袋・新宿あたりにも30分かからずに行けるので東京のハンバーガーも食べに行くことができます。今はNFLの季節なのでそれも含めてサンシャインの向いにあるハンバーガー屋さんが一番お勧めです。ハンバーガーも大事ですが、休日こそちょっとくらいは勉強するのも大事かな?と思います。大宮のSOGOには県内有数の医学書コーナーもありますし、北与野の書楽も医学書が揃っています。さらには病院の図書室ではメディカルオンラインやProquest Medical Libraryなどの電子ジャーナルが使い放題です。さいたま市立病院の研修医は実は真面目な人が多いので一緒にいるとすごく刺激を受けます。僕もみんなに負けないように頑張るぞ!

②□月△日曇り時々雨
仕事終わり。今日は冷え込みも強くて雨も少し降ってきました。僕は雨が嫌いです。紙袋が絶対濡れるからです。家に帰ると病院から支給されたPHSが鳴ります。なにか病棟でやり忘れたことがあったかなと思ったら2年目の先輩からの電話でした。今日暇でしょ?飲みに行こうと言われ、いわれるがままに北浦和の居酒屋さん(浦和は居酒屋も充実しています)に行くと、2年目の先輩だけでなく後期研修医の先生やスタッフの先生の姿も・・・。この病院はいい意味で先生同士、スタッフ同士の仲がいいのも特徴かもしれません。上の先生方や病棟の飲み会といったエレガントなイベントやフットサルやBBQなどファンシーなイベントが数多く開催されたりもします。ファンシーなイベントを敷居高く感じてしまうこともある僕ですが、温かく皆さんの仲間に入れて頂いて楽しいオフを過ごせています。ありがとうございました。

③☆月※日 雪
今日は一日家でゴロゴロしようと思います。やる時にはやるためにはある程度の休息は必要と思います。人によってはアクティブな休日だけを過ごしている訳では無いと思います。時には一日中家に籠ってこの一週間を振り返ったりすることも大事かなと思います。見学に来て下さる学生さんにはなかなかオフのことをお見せすることはできませんが、当院での研修ではある程度の自由な時間は確保されていると思います。研修生活も結局は自分次第と思いますがオフを有意義に使えるかも自分次第なんだと思います。皆さんが実りのある研修医生活を当院で行えることを心から祈っております。

「休日の過ごし方②」 〜平成30年4月掲載〜
今回は、土日の過ごし方を紹介したいと思います。科によってばらつきはありますが、年間を通すと土日の半分くらいは休みになります。休日の仕事がある場合、月に1回程度日直や、受け持ちの患者さんの診察で、それらは午前中でおわることがほとんどで、その後は自由に過ごせます。

・ご飯
平日はなかなかランチにいくことはできませんが、意外と北浦和や浦和にはおいしいお店がたくさんあります。おしゃれなカフェでご飯を食べて、たくさん話しても話し足りずそのままケーキを頼んだりすることも。焼肉や、イタリアン、ラーメンなどにもよくいきます!

・飲み会
同期や上級医の先生も近くに住んでいることが多いため、飲み会も頻繁に開かれます。仲良くなった看護師さんと飲みにいったりもします。医者同士だけでなく、コメディカルの人とも距離が近いのも当院のよいところだと思います。飲み会は、夜遅く(朝早く?!)まで開かれることも。仕事とは違った一面を見れたり、仕事以外のお話を聞けたりできる貴重な機会です。

・買い物
いま私が住んでいる北浦和から浦和、さいたま新都心、大宮などはすべて電車で10分圏内です。パルコ、ルミネ、伊勢丹、そごうなどあるため大体のものはそろいます。さいたま新都心駅にある紀伊国屋には医学書も豊富にあります。
また、平日はなかなか都内にでる機会はありませんが、休日なら行けることも!病院の近くの駅から池袋まで30分以内で行けちゃいます。東京駅までは乗り換えなしでいけるので楽ですね。意外と都内まで近い立地も気に入っています。

・旅行
たまに訪れる2連休。同期の子と二人で仙台に一泊二日の旅行にいったりもしました。土曜日の朝から出かけて温泉や牛タンを楽しみました。仕事のことや、私生活について話しながら飲み明かすつもりが、まさかの爆睡!笑とてもリフレッシュできた時間でした。ほかの同期は広島や鬼怒川温泉、ディズニーに行ったりもしていました。

平日は忙しくても、土日で仕事のことを少し忘れてリラックスでき、onとoffがしっかり分かれています。自分の時間をもてることで、週明けからまた仕事を頑張ることができます。

「2年目研修医アンケート」 〜平成30年4月掲載〜
2年の自由選択について
ローテーションをどのように決めたか?
救急外来での業務に活きそうな科を中心に選択しました。(救急志望)
内科志望なので、内科の期間を多くとりつつ、放射線科、感染症、救急などをその合間に入れるようにしました。
外科系希望ですが、内科もしっかりした科があってよかったです。
迷っている科を中心に前半は選びました。後半は志望する科を中心に選びました。
救急志望ということで、救急での患者数が多い整形外科、消化器内科、必須のスキルとして放射線科の読影、Generalistを目指す上で必要は感染症科。
志望科中心。志望科に関連するもの。何科に進んでも必要となるもの。
小児科志望であり、小児に関わる科をメインで選びました。
内科志望ですが救外対応で必要となる皮膚科と放射線科は取りました。
放射線科1ヶ月しっかりまわれる病院は貴重だと思いますし、とても勉強になりました。
内科に進もうと思っていたので、1年目にローテートしていたが、もう一度全て選択しました。マイナー科も取ろうか悩んだが、10年後に何も覚えていないだろうと思い選択しませんでした。
入局を考える内科を早い時期に再度回り、残りの内科は最後の方に回した。
放射線や他のマイナー科も最後の機会と思って回らせて頂いた。
今だから言える失敗談
初めての当直でインフルエンザの患者さんをマスクなしで診察し、濃厚接触者としてタミフル予防内服しなければならなくなった。
点滴を失敗したら患者さんに針の向きが違いますよと言われた。患者さんもお医者さんだった。
看護師さんとクラークさんを間違えた。
当直で寝ていた時、救急車の音がしたので救急外来に行ったが誰も来ていなかった。
(夢でした)
嘘みたいな話ですが、モニター心電図の赤リードを右の乳頭につけてしまった。
ウロのオペ中、尿道口と思って膣にカテーテルを入れていて清潔野を汚してしまった。

「研修をふりかえって」 〜平成29年2月掲載〜
「使える研修医ではなく、デキる研修医になれ」

研修初日のオリエンテーションで、指導医から贈られた一言です。最初はその言葉の意図がよく理解できないまま、目の前の仕事を一つずつこなしていくことに精一杯でした。そして、さいたま市立病院での2年間の研修も終盤に差し掛かってきた今、自分の至らなさを反省しつつもこの言葉の重要性を教えてくれた環境に感謝しています。

将来どの専門科に進んでも必要とされるプライマリケア能力を身につけること、これは初期臨床研修の重要な目標だと思います。その点において、当院は内科系、外科系、周産期、マイナー系ほぼ全ての科が揃っており、地域の中核病院としてcommon diseaseが豊富に診れる環境が整っていて、研修医にとっては幅広い症例や基本的手技を経験でき、申し分ありません。救急外来や病棟で自然に体が動いてこなせるようになります。 確かに、このような診療科のそろった症例数の多い病院は正直全国に多く存在するでしょう。その中でも特に当院で研修して良かったと思えるのは、患者さんの病態や適切な検査・治療を常に考える習慣を指導していただけたからです。

数ある業務を多職種の方々が協力して行っているので、いわゆる雑用業務に研修医が忙殺されることがありません。「患者さんを20人も30人も受け持って把握するのがやっと」という事態にもなりません。夜間当直はハードですが翌日はオフコールがもらえます。このようにして研修医が日常の疑問を勉強する「余裕」が確保されています。そして日々の業務で研修医に「ちょっと考えてごらん」と時間を与えて下さったり、ディスカッションに快く応じて下さる各科の指導医の先生方の「熱意」があります。そして未熟な研修医の成長を快く見守って下さるコメディカルの方々や、なにより地元の患者さん方の「優しさ」があります。

ただ忙しいだけじゃ、初期研修は勿体ない。知的探求心と向上心に溢れた2年間をきっとさいたま市立病院で送れると思います。

研修レポート カンファレンス、セミナー編 〜平成28年9月掲載〜
さいたま市立病院では研修医のための教育の場がたくさん設けられています。

毎週木曜日夕方には研修医セミナーが行われ、病棟の仕事をしていたとしても研修医セミナーに出席できるように先生方が配慮して下さいます。各科の先生が研修医のために講義をして下さいますが、その内容は多岐にわたっています。急性腹症の対応、アナフィラキシーの対応、外傷や骨折の見方、心電図の読み方、救急外来でのCTの読み方など様々です。また症例検討会も行われます。実習型のセミナーもあり、縫合やガウンの着方など基礎的な内容からスタートし、中心静脈カテーテルの手順の確認をするためにお互いエコーを使って実習をしたり、人工呼吸器を触りながら設定を学んだりする機会もありました。

また各科のカンファレンスはとても充実しています。研修医に発表の機会が与えられるので、カンファレンスの前は担当患者さんの病態をプレゼンテーションできるように準備します。プレゼンテーションの場では、教育熱心な先生方が発表の内容について細かく指摘、指導して下さいます。またカンファレンスの中で先生方が病態についてディスカッションしている内容を聞くことも大変勉強になります。

内科のローテート中には30分間のモーニングレクチャーをする機会が与えられます。内科の分野で興味のある範囲について徹底的に調べて勉強し、その内容を他の研修医、先生方の前で発表します。準備は非常に大変で、教科書や論文を読み漁りますが、発表後はその範囲についての知識に自信を持つことができるようになりました。発表をすることは自分の知識を固めることにつながるのだと実感しました。

カンファレンスやセミナーが充実したさいたま市立病院に一度見学に来てみませんか?見学では、私たち研修医がカンファレンスで奮闘する姿や教育熱心な先生方の一面を見ることができるかもしれません。お待ちしています!!



研修レポート、オリエンテーション編 〜平成28年7月掲載〜
~4月っていきなり病棟で働くの!?~

6年生はいま国家試験に向けて勉強していると思います。来年、2月の国家試験が終わり、3月、1ヶ月間、卒業旅行で海外を飛び回り、遊び呆けます。そして、4月、「いきなり研修医として働けるのかな。やっぱり卒業旅行中も「内科レジデントの鉄則」を持ち歩いて、国家試験のための勉強とは違う、研修医に向けての勉強を始めなきゃいけないのかな。」そんな、悩みをかかえてるみなさん!大丈夫です!さいたま市立病院にはオリエンテーション期間が入職後2週間設けられています。電子カルテの操作方法にはじまり、採血の仕方、病棟業務の仕方、処方箋の書き方などなど、研修医の先輩のうしろにくっつき、上級医の先生からの座学での指導があり、ときに看護師さんや薬剤師さんなどによる実技の訓練と、手厚く指導してもらえます。この期間には、何もわからずあわあわしている自分の前で、シャキシャキ仕事を終わらせていく2年生の先輩方が偉大すぎて衝撃をうけます。来年は自分もこうなるぞと心に誓う期間でもあります。

また、オリエンテーション期間の後半には、テルモメディカルプラネックスという施設での1泊2日の訓練合宿もあります。この施設には手技を練習するための精巧な模型がたくさんあります。初日はひたすら手技の練習です。採血の仕方にはじまり、腰椎穿刺や胃管の挿入、尿道バルーンの挿入など、働きだすと必要になる手技の確認をします。1日頑張ってくたくたで宿舎に帰って、翌日のICLSに備えて早く寝なきゃ!ということで、、、初日の夜は飲み会です。働き出して1週間、このころにはすでに仲良くなってますが、さらにここで同期同士の結束を固めます。少し夜更かしして語り合った翌朝は、うーん、眠いなあと思いながら、2日目のICLSを迎えます。働きだすと直面する心肺停止で運ばれてくる患者さんや病棟での急変の対応を実技形式で学びます。朝の胸骨圧迫の練習を終えたころには頭も体も目覚めはじめ、午前中は気道確保の練習、除細動器の扱い方を練習します。そしていよいよ午後は実践練習です。最初は心肺停止の患者さん(精巧なロボット、会話もできます)を前にワタワタしながらやっとの事で対応しますが、合宿最後の実技試験ではみんなしっかり対応できるようになっています。濃密な2日間をおえ、くたくたになりながら笑顔で記念撮影をし、これで終了です。翌日の病棟独り立ちにドキドキしつつ、体力の限界をむかえ、お家に帰りそのまま眠りにつきました。

そして1年後、1年生は初々しいなあと、一丁前に先輩面しながら、今年もテルモに行きました。僕はICLSの担当でした。胸骨圧迫を教え、除細動器のかけ方を教え、お昼ご飯をかきこみ、今度は自分たちが輪状甲状切開の練習をして、心臓カテーテル検査の体験をしたりと2年目は2年目で非常に充実していました。朝はやっぱり眠そうでしたが、徐々にエンジンがかかり、真剣な眼差しで頑張る1年生の姿もとってもいい刺激になりました。いよいよ先輩になるんだと覚悟を決めつつも、つい1ヶ月前まで2年目の先輩に頼ってばかりいた自分が偉そうに後輩に指導していることが少し恥ずかしくもありました。

研修医2年目の僕はそんなこんなで今は先輩面をして働いております。去年の偉大な先輩方ももしかしたらこんな心境だったのかなと思う今日この頃です。こんな、1年生が仕事を覚え、2年生を先輩に育てる、充実したオリエンテーション期間があるさいたま市立病院で働いてみませんか。




 当院で初期研修を終えた先生からのメッセージです。

三谷 麻里絵 Dr. 〜平成30年4月掲載〜

私はさいたま市立病院での初期研修を修了した後、大学の小児科医局に在籍して各地の関連病院で勤務してきました。そして医師7年目(2018年2月現在)として予てより希望していたさいたま市立病院へ戻ってくることが出来ました。
医師7年目になって思うことは、初期研修の2年間がいかに大事かということです。医師は生涯勉強です。何年やっても常に勉強すべきことが絶えません。しかし、医師としての成長速度は年々衰えていきます。勉強した結果がすぐに成長につながる、もっとも成長率の高い時期が初期研修の2年間だと思います。全く何もできない状態から1人前の医師へ。その2年間を当院で過ごせたことは私にとってとても大きかったと思います。 私が当院で初期研修を行ってよかったと思うのは、医療の土台となる知識を固められた点です。輸液や抗菌薬の使い方、救急疾患のプライマリケアなど、一生使っていく知識をこの時期に学びました。医師3年目でそれぞれの科をスタートした時、基本知識があるかどうかでだいぶ仕事の出来具合に差が出ると思いますし、3年目以降は各科の知識をどんどん勉強しなければいけないので、輸液や抗菌薬の勉強なんてしている暇はありません。そうすると、最初の2年間で勉強しなかった人はずっと“なんとなく”の知識でやっていくことになる訳です。当院の上級医の先生方は「教え好き」な先生がとても多いと思います。さいたま市立病院で沢山のことを教わり、今でもその時に教わった抗菌薬の使い方のメモを引っ張り出して読むことがあります。また、モチベーションの高い同期がいたことで自分も負けじと勉強できましたし、同期で勉強会を行ったりしたのも良かったです。

また、研修医が病院の歯車として機能している、温かい病院の雰囲気も点も良いと思います。当院では研修医が自分で考えて能動的に働いています。病院によっては、研修医はお客様扱いで、学生の延長のような立場でしか仕事をできない所もあるかと思います。もちろん研修医が判断して診療することに対する制限は昔よりもどんどん厳しくなっています。研修医が受け身にならずに自分で考える癖が付くかどうか、それは個人のモチベーションもそうですが、環境も大きく影響するのだと思います。能力の高い同期がいたり、先輩研修医が1人前に仕事をこなしていたり、当直中にSpO2が下がっていると呼ばれて対応したり、そんな状況で必死に勉強していたらいつの間にか他の病院で研修している人よりもワンステップ先に進んでいる自分がいたように思います。

最後におまけですが、当院には小児外科、新生児内科があることによって小児科として診れる疾患の幅がとても広いです。小児科の中でも内分泌、アレルギー、循環器、神経、血液などいろいろな分野を専門にしている医師が在籍しているので、小児科を考えている方には特におすすめです!
ぜひ見学にいらしてください。

■三谷 麻里絵
2011年3月 慶應義塾大学医学部卒業
2011年4月-2013年3月 さいたま市立病院初期研修医
2013年4-9月 さいたま市立病院小児科後期研修医
2013年10月-2014年3月 慶應義塾大学病院小児科
2014年4月-2015年5月 川崎市立川崎病院小児科
2015年6月-2017年9月 静岡市立清水病院小児科
2017年10月- さいたま市立病院小児科


梶尾 暢彦 Dr. 〜平成30年4月掲載〜

さいたま市立病院で2年間の初期研修をしてから、母校に戻り内科ローテートを経て、現在4年目でリウマチ・膠原病内科医として勤務しています。初期研修を振り返ると、同期・先輩・後輩に恵まれ、ハイレベルで教育的な指導医の先生方、程良い仕事量と、見沼田んぼのそばの穏やかな空気の中でとても充実した時間を過ごすことができたなと思っています。

 さいたま市立病院の研修では1年目の間に内科の全領域、救急科、外科、小児科など基本領域をまんべんなく学ぶことができ、かつ2年間週1回程度の当直で幅広い領域の初期対応を身につけることができました。2年目でも非常に柔軟にローテートができ、私も泌尿器科や整形外科、放射線科、NICUなど幅広い領域で研修をさせて頂きました。どこの科も研修医を大事にしてくださり、「業務」というより「研修」として学べる機会に恵まれました。もちろん1〜2ヶ月程度の研修でマスターできる事柄はたかがしれているといえばそれまでですが、各診療科での医師としての基本的な物の見方や、中心静脈カテーテルや腰椎穿刺など基本的な手技は2年間揉まれていく中で自然に身について来るので、どこの科にも進んでいける可能性を作ってくれる病院だと思います。手技に関しては多い病院ではないと思いますが、1例1例上の先生から指導・フィードバックをもらいながらやっていくことで患者さんにも研修医にも優しい教育環境がありました。

 他の病院で初期研修をされた先生たちの話を聞くと、さいたま市立病院はいわゆる雑用が非常に少ないようで、本当に当直明けに帰れる病院も意外と少ないようです。初期研修時代は今の生活と比べて時間的なゆとりもあり(当時は学生時代とくらべてとても忙しいと思っていましたが)、ワーク・ライフ・バランスも非常に良かったと思います。

■梶尾 暢彦
2014年3月 慶應義塾大学医学部卒業
2014-2015年度 さいたま市立病院で初期研修
2016年度 慶應義塾大学病院内科専修医(全科ローテート)
2017年度 慶應義塾大学病院リウマチ・膠原病内科 大学院生


伊藤 環 Dr. 〜平成29年4月掲載〜
さいたま市立病院での初期研修を修了して2年が経過しました。
現在は初期研修をおえた病院で引き続き専修医として勤務しています。

僕が研修病院をさいたま市立病院に決めたのは、志望科である小児科が充実していること、小児科と大きく関わりのある小児外科・新生児内科があることでした。結果的にこれらの科の研修は非常に実り多いものとなり、引き続きこの病院の小児科で後期研修を行うきっかけとなりました。

さいたま市立病院での初期研修は必修の科と自由選択の科のバランスがとれていると思います。多くの人が志望科以外のことに関しては初期研修以降、触れることが少なくなります。各科をローテーションすることで、重要な知識を学ぶことはもちろん、色々なものの見方や考え方を知る、という点でとてもいい経験をさせていただきました。

また研修の同期が11人という多くもなく少なくもない絶妙な人数です。
これもローテーションする科で人数が多すぎるとか、逆にいつも一人だけで寂しい思いをする、ということもなくちょうどよい研修ができました。
研修医2年間のなかでは様々な失敗をすると思います。そんな時、仕事を終えて研修医室に帰れば、お互いに切磋琢磨(傷のなめあい?)ができる仲間がいることは本当に幸運なことでした。

初期研修はどこの病院でやっても知識に関してはさほど差はでないのでは、と思います。しかし、どこで研修をし、何を経験するかによって、その後の基礎のようなものが変わってくるのではないかなぁと感じています。よろしければぜひ見学にいらしてください。

■伊藤 環
●2013年3月 日本大学医学部卒業
●2013−14年度 さいたま市立病院で初期研修
●2015−17年度 さいたま市立病院後期研修医として勤務


相馬 雄輔 Dr. 〜平成29年4月掲載〜
大学を卒業して、さいたま市立病院で初期臨床研修医として2年間を過ごしました。1年目の4月、オリエンテーションを終えて、病棟に配属されたときは、患者さんを実際に診察したり、採血や点滴をしたり、すべてのことが初めてで緊張しながら過ごしていました。当直のときは、状態の悪い患者さんが救急車で搬送されてくるのを不安な気持ちで待っていたことを覚えています。そんな中、2年目の研修医や指導医の先生がてきぱきと対応しているのを見ながら学んでいました。半年ぐらい経つと、こういうときはこの検査をしたらいいんじゃないかと自分なりに考えることができるようになったり、中心静脈カテーテルの挿入などできることが少しずつ増えてきたりして、研修にも慣れてきました。     

現在は4年目、内科の後期研修中ですが、2年間の初期研修のときに学んだことが土台になっていると思います。指導医の先生とは診断や治療についてディスカッションしたり、教えもらったりすることも多いのですが、多くの患者さんを妥協せず診ていく姿勢などをみて、こういう医師になりたいと思うような指導医の先生に出会えたことが良かったと思います。

また、研修医のときに心強かったのは、看護師さんをはじめ、技師さんなどのコメディカルの方々が優しく接してくれ、分からないことを教えてもらえたことです。それから、良い同期に出会えたことも良かったと思います。私の同期は12人いましたが、お互いに教え合ったり、うまくいかなくて辛いときは励ましあったり、今振り返ってみると研修医の2年間は充実していて楽しい思い出ですが、それも同期の存在が大きかったと思います。

初めて社会人として働くということで不安も多いと思いますが、みなさんの研修をサポートできる体制が整っていると思いますので、ぜひ、さいたま市立病院での研修をお勧めします!

■相馬 雄輔
●2013年3月 慶應義塾大学医学部卒業
●2013−14年度 さいたま市立病院で初期研修
●2015−16年度 大学医局からの派遣でさいたま市立病院で後期研修医として勤務





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